ゲームからリアルの世界へ。
モータースポーツの世界でそんなことが実際にありました。
実話を基にした映画です。
ストーリー
世界的大ヒットのドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン・マーデンボロー(アーチー・マデクウィ)。
父親からは「レーサーにでもなるつもりか、現実を見ろ」とあきれられる日々。
そんなヤンにビッグチャンスが訪れる。
本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため、世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを競い合わせて選抜するプログラム「GTアカデミー」が立ち上げられたのだ。
プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げたダニー・ムーア(オーランド・ブルーム)、ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサーのジャック・ソルター(デヴィッド・ハーバー)、そしてバーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のヤンを含むトッププレイヤーたちが集結した。
そこから始まった、想像を絶するトレーニングやアクシデントの数々。
不可能とも思える夢へ向かって、それぞれの希望や友情、そして葛藤と挫折が交錯する中で、いよいよ運命のデビュー戦の日を迎える。
嘘のようなホントの話
家でひたすらゲームをプレイしていたゲーマーが、本物のマシンに乗るレーサーになる。
まるで嘘みたいな話です。
レース中にかかるとんでもないGに耐えるため、レーサーはかなり体を鍛えています。
いくらゲームでコースを熟知していたとしても、本物のマシンを運転するのはまた別次元の話、と思えてしまいます。
しかしそれが実際に実現されたというから驚きです。
もはやゲームではなくシミュレーター
ゲームの「グランツーリスモ」はプレイしたことがなく、映像を見たことがあるだけです。
グラフィックがとても綺麗で、単なるゲームの枠を超えている感じがします。
実際、ゲーム開発の場面ではかなり本格的に作りこまれている様子が描かれていました。
マシンだけでなく、エンジン音やマシンの挙動、そしてコースなど。
マシンのセッティングも自由自在のようです。
映画の中でも、「グランツーリスモ」はゲームではなくシミュレーターと言及されていました。
だからこそ「GTアカデミー」のようなプロジェクトが立ち上げられたのでしょう。
レース好き
昔、モータースポーツにハマっていた時期がありました。
F1やインディカー、ラリーなどを嗜んでいました。
コンマ何秒を争う世界、さまざまな戦略の駆け引き、そしてドライバーの魅力などなど、魅かれるポイントがたくさんあったものです。
最近はめっきり見なくなってしまいましたが、映画を見て「やっぱりレースはおもしろいな」とあらためて思いました。
まとめ
思った以上におもしろい映画でした。
元々モータースポーツが好きだったからでしょうか。
そして「グランツーリスモ」をプレイしてみたくなりました。
2023年9月15日公開