先日、久しぶりに映画館へ行きました。
前回から半年以上がすでに経過していました。
新型コロナウィルス感染症の影響で休業していた時期は当然として、再開してからも感染のリスクや職場への影響などが頭をよぎり、なかなか行くことができませんでした。
月2回程度ではありますが映画館へはよく足を運んでいたので、行けない時期は寂しくもありました。
久しぶりに映画館へ行って、あらためて気づかされたことがありました。
映画を見ることはできるけれど…
映画館へ行かなかったこの半年間も、もちろん映画を見ていました。
見ようと思えばいくらでも手段はありますから。
私の場合は Amazon Prime と Hulu を頼りにしています。
最近はわりと新しい作品も短いスパンで見ることができるので、映画を見る分には困りません。
それでもやはり、映画館で映画を見るのは一味違います。
スクリーンが大きく音響が良いことはもちろんです。
でもそれだけではありません。
自宅に似たような環境を作れたとしても、それだけでは補えないものがあります。
映画館という、あの空間にいることが思いのほか重要であることがわかりました。
このような空間にお金を払っているとも言えます。
映画を見るだけであれば、レンタルのほうがお得ですからね。
映画館へ行くプロセスも大切
自宅から映画館へ行く道のりもまた大事だと気づきました。
自宅からそこそこ距離がある映画館へ行くので、その道のりがドライブするのにちょうど良いのです。
都会に比べて感染者が多くないとはいえ、しばらくは遠出をすることもなく活動範囲は家の近所くらい。
いくらインドア派とはいえ、狭い行動範囲が続くのはさすがに気が滅入りました。
久しぶりにドライブもできて、気分が晴れました。
失って初めて気づくこと
当たり前が当たり前でなくなることはこれほどまでに辛いことだと、今回は思い知らされました。
失って初めて気づく、とはよく言われます。
そのたびごとに反省しているはずなのに、喉元過ぎれば熱さを忘れてしまい、また当たり前を当たり前と思ってしまう。
もっと当たり前を大切にしないといけませんね。
映画館は再開したものの、まだ通常どおりではありません。
感染拡大防止のため、マスク着用が必須だったり、1席ずつ空けての販売だったり。
きっとお客さんの戻り具合もまだまだなのでしょう。
私はこれから少しずつペースを戻していきたいです。
なので、早く収束してほしい。