いろいろな事件に巻き込まれがちなリーアム・ニーソン。
今回は、車の座席の下に爆弾が!
そんな絶体絶命の状況をどう乗り越えるのでしょうか。
ストーリー
いつもと変わらぬベルリンの朝。
金融ビジネスマンのマット(リーアム・ニーソン)は、子供たちを学校に送り届けるため、自慢の新車のシートに腰を下ろした。
運転を始めると着信があり、声の主は思いもよらないことを告げる。
「その車に爆弾を仕掛けた。降りてはいけない。通報してもいけない。これから伝える指示に従わなければ爆破する」
犯人の正体、要求、目的のすべてが不明のまま、マットはドライブを続ける。
しかし、行く先々で同様に爆弾を仕掛けられた車が次々と大破。
その被害者はマットの同僚だった。
恐怖に怯える子供たちを乗せ、ユーロポールとマスコミから容疑者として追われるマットに、更なる悲劇が待ち受ける。
それは「妻はいま、離婚弁護士の元にいる」という報せだった…
はたしてマットは犯人を突き止め、爆破を阻止し、家庭崩壊の危機を脱することができるのか!?
理不尽な仕打ち
乗った車に爆弾が仕掛けられている。
いきなりそんな電話がかかってきたら、まずはいたずらを疑うでしょう。
そして本当に仕掛けられていることがわかったら…もはや指示に従うほかありません。
あるいは、恐怖で運転できなくなるかもしれませんね。
なんて理不尽な!
思い出した映画
この映画を見ていて思い出した映画があります。
それはコリン・ファレル主演の『フォーン・ブース』。
電話ボックスから出たら射殺されるという、これまた理不尽な仕打ちの映画でした。
本人以外から見れば怪しさ満点。
本当のことを言えば自分の命が危うくなるので何も言えず、それがますます怪しさを加速させます。
どちらの映画も、そんな理不尽な状況で追い込まれていく主人公の状態にとても緊迫感がありました。
精力的なリーアム・ニーソン
今年、リーアム・ニーソン主演の映画を見たのはこれで3本目です。
70歳を過ぎているのにまだまだ精力的に活動を続けています。
感心しきりです。
俳優活動をしていると気持ちの面で若々しくいられるのでしょうか。
自分が70歳になったとき、これくらい元気でいられるように心掛けたいものです。
まとめ
なすすべもなく犯人の指示に従うしかなかった主人公。
それを逆襲に向かわせたのは、大切な子供を傷つけられたから。
そこが犯人の読み間違えだったのかもしれませんね。
2023年12月1日公開