2015年 公開映画

巨大地震を通して家族の絆を描く『カリフォルニア・ダウン』

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ストーリー

ロサンゼルス消防局でレスキュー隊員として活躍しているレイ(ドウェイン・ジョンソン)。

娘を1人亡くしたことでレイは妻エマ(カーラ・グギノ)とすれ違い、離婚協議中であった。

そんなある日、カリフォルニア州を巨大地震が襲う。

ロサンゼルスにいたエマが高層ビルに閉じ込められたことを知ったレイはヘリコプターで救出に向かい、間一髪のところでエマを救出した。

一方、サンフランシスコにいたもう1人の娘ブレイク(アレクサンドラ・ダダリオ)がビルの地下に閉じ込められていることもわかり、レイとエマはサンフランシスコに向かった。

道中ではさらに巨大な地震が発生し、サンフランシスコには巨大な津波が押し寄せる。

はたしてレイとエマはブレイクを救出できるのか。

感想

未曾有の大地震に襲われたカリフォルニアを舞台にした映画です。

夫レイ、妻エマ、娘ブレイク、3人の家族の絆を中心に描いています。

もう1人いた娘を事故で亡くして以来、家族の関係がギクシャクしていました。

その中で起きた大地震。

しかしどんな状況であっても最初に思い浮かぶのは家族。

レイは何よりもまず、家族を助けることを選択します。

そしてエマもブレイクも、レイの指示を信じて行動するのが印象的でした。

この映画は映像に迫力がありました。

高層ビルが次々に倒壊し、ダムは決壊、しまいには大きな津波が押し寄せてきます。

どうやって撮影しているのか、そういうところが気になります。

非常時にどんな行動を取れるのか。

ブレイクが地下駐車場に閉じ込められたとき、エマの再婚予定だった相手は恐怖から逃げ出してしまった一方で、偶然知り合った兄弟は勇敢にも救出に向かいました。

対象的に描かれていた場面ですが、いざというときに後者の行動を取れるのだろうかと考えさせられました。

カリフォルニア

アメリカの西海岸に位置するカリフォルニア州。

ハリウッドがあるロサンゼルスや坂の街サンフランシスコなど、有名な都市が集まっている州です。

ただし州都はサクラメントです。

映画関係で言うと、かつてはアーノルド・シュワルツェネッガーが知事を務めたことがあります。

ハリウッド映画を見る上で、日本の都道府県と県庁所在地のように、アメリカの州と州都、それから位置ぐらいは頭に入れておきたいものです。

現状はほとんど覚えていません。

映画を見ているときに都市の名前が結構出てくるので、出てくるたびにチェックして覚えていこうと思います。

ちなみにこの映画の原題は『San Andreas』です。

実際にサンアンドレアス断層という巨大な断層があります。

2015 年 9 月 12 日公開