2015年 公開映画

敵が最強すぎます!『ワイルド・スピード SKY MISSION』

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ストーリー

オーウェン・ショウ率いる犯罪組織を壊滅させ、平和に暮らしていたドミニクたち。

しかし新たな敵によって再び戦いの場に引き出される。その敵の名はデッカード・ショウ。オーウェンの兄であるデッカードはドミニクたちへの復讐を企んでいた。

戦いを終わらせるためにデッカードを倒すことに決めたドミニク。しかし、元特殊部隊員であるデッカードの尻尾をなかなか掴めない。

そこへ救世主が現れる。監視プログラム「ゴッド・アイ」とその開発者を探していたミスター・ノーバディが、それらを見つけ出したらゴッド・アイを使ってデッカードを探すために協力するとドミニクに申し出た。

その話に乗ったドミニクは無謀とも思える作戦でゴッド・アイの奪還を目指す。

感想

シリーズ7作目です。

この作品で敵として登場するのがまさかのジェイソン・ステイサム。シリーズもだいぶ進んできた中で最強とも思われる敵が現れます。

最近の映画では恐ろしいばかりの強さを発揮して、人では飽き足らず巨大なサメでさえ相手にしてしまうジェイソン・ステイサムが敵とあっては、強者揃いのドミニクファミリーとはいえ一筋縄ではいきません。

弟が入院している病院へ1人で乗り込み、ホブスと真正面から対峙し、そしてドミニクファミリーの行く先々で現れるジェイソン・ステイサムはまさに最強の名に相応しい悪役ぶりでした。そしてこの後のシリーズではまたおもしろい立ち位置になるので要注目です。

また「SKY MISSION」というサブタイトルだけあって、車なのによく空を飛んでいました。飛行中の輸送機から車ごと飛び降りてパラシュートで道路に降りたり、立ち並ぶ超高層ビルの間を車で飛び移ったり、ヘリコプターに向かって車で飛んだり、、、

無茶にもほどがあるド派手な作品でした。

R.I.P.

『ワイルド・スピード』シリーズの主役はドミニク・トレットを演じるヴィン・ディーゼルとブライアン・オコナーを演じるポール・ウォーカーの2人です。ポール・ウォーカーは、特殊だった3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』以外はすべて出演しています。

そのポール・ウォーカーは今作で最後の出演となりました。撮影の期間中に交通事故で亡くなってしまったからです。撮影の途中だったため、弟が代役で出演しているシーンもあるそうです。

本当に残念です。存命であればシリーズはどう展開していたのだろう、とたらればを考えてしまいます。

R.I.P. は Rest In Peace の略。この言葉を知ったのは、こちらも悲しい出来事だったのですが、IndyCar シリーズでダン・ウェルドンが亡くなったときでした。

2015 年 4 月 17 日公開

『ワイルド・スピード』シリーズ

1作目『ワイルド・スピード
2作目『ワイルド・スピードX2
3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
4作目『ワイルド・スピード MAX
5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX
6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION
8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK
スピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ