ちょっと気になるなと思った程度で見ましたが、想像以上に良い映画でした。
田舎の病院に1人の医師がやってきて、ずさんな手術が行われていた病院を変えていく、そんな話です。
ストーリーはありがちといえばそうですけど、やっぱり良かったんですよね。
何が良かったのか?
内容もさることながら、堤真一さんと夏川結衣さんの演技がとても印象に残りました。
医者の話なので手術シーンが結構出てきて、マスクをしていることも多かったです。
そのマスクで覆われていない2人の目を見ているだけで伝わってくるものがありました。
また、堤さん演じる当麻の、目の前の患者を救うことだけに全力を尽くす姿勢に影響されて周りが良い方向へ変わっていく様子を見て、やっぱり周りの人を変えていける人は強いと感じました。
静かな映画でしたが、これは見て良かったと素直に思えました。
2010 年 6 月 5 日公開
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