シリーズ3作目にして最終章?
心温かくも、悪人に対しては容赦ないマッコール。
秒で仕事を片付ける鮮やかさが見どころの映画です。
ストーリー
あるとき、訪れたシチリアでの事件で負傷したことをきっかけに、肉体的にも精神的にも限界を迎えたロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町に辿り着いた。
よそ者にも関わらず身内のように看病し、親しみをもって「ロベルト」と呼んで接してくれる街の人々。
昼の顔、夜の顔を使い分け、長い時間をたった1人、誰にも頼らず生きてきたマッコールにとって、それはまさに癒しと救いだった。
マッコールはこの街を安住の地と心に誓い、イコライザーのスイッチともいうべき腕時計を外すことを決意。
そこで穏やかに残りの人生を送るはずだった。
しかし、小さなこの街にも悪の魔の手は忍び寄っていた。
街の人たちが次々と凄惨な事件に遭うのを見て、マッコールは再び腕時計を身に着け、“仕事”を再開する。
自分を救ってくれた大切な人々を、街を、今度は自分が救うため。
善良なすべての人々を救うのがイコライザ―の流儀であり、マッコール自身の大いなる復讐でもあるのだ。
しかしそれが引き金となり、事態はイタリア全土を巻き込む爆破テロ事件へと拡大してゆく…
凄みが増したマッコール
帰ってきたイコライザー、3作目です。
悪には容赦なく立ち向かうマッコール。
それはこれまでと同様だったはずなのに、今作はより凄みが増していたように感じました。
それだけ、この町への想いが強くなっていたのでしょう。
かなり凄惨な振る舞いを行ってきた今作の悪人たち。
正直、目を覆いたくなるシーンもありました。
そんな悪人にマッコールが許しを与えるわけもなく。。。
地中海沿岸の美しい景色
今作の舞台はイタリアのアマルフィ海岸沿い。
地中海沿岸と言えば、白壁の建物が立ち並ぶ風景が思い浮かびます。
まさにそんな風景の中でストーリーが進んでいきます。
やっぱり壮観ですね、あの風景は。
道は狭く、坂がたくさんあって生活するのは大変そう。
でも、あの美しい景色の中で生活するのはちょっと憧れます。
ダコタ・ファニングと共演
公開前に話題になっていたのが、デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングの共演。
この2人、2004年の映画『マイ・ボディガード』で共演していたことがあります。
特に、ダコタ・ファニングは当時10歳の子供。
成長して大人になったダコタ・ファニングとデンゼル・ワシントンが再び共演するのはたしかに感慨深いものがあります。
『マイ・ボディガード』も良い映画でしたので、見たことがなければぜひ!
まとめ
マッコールの圧倒的な強さがクセになる『イコライザー』シリーズ。
もう最後かと思うと寂しくもあります。
悪人のやられ方がややアレなので、視聴にはちょっと注意が必要です。
2023年10月6日公開