シリーズ２作目。
あの強い主人公が帰ってきました。
今回の敵は、まさかのイコライザー？
ストーリー
タクシードライバーを生業としているロバート・マッコール（デンゼル・ワシントン）。
しかし彼は正義感が強く、裏では悪行を働いた悪人を始末するイコライザーとなる元CIAのエージェントだった。
あるとき、彼の正体を知る数少ない知人である元上司のスーザン（メリッサ・レオ）が何者かに殺された。
理解者を失ったマッコールはスーザンを殺した犯人を捜索した。
最初は単なる金品目当ての強盗だと思われていたが、調査を進めていくうちにバックで何者かが動いていることに気づいた。
その相手もまたイコライザーであった。
理不尽なイコライザーを罰するために、そしてスーザンの仇を取るために、マッコールは最強の相手に立ち向かう。
マッコールが再び登場！
デンゼル・ワシントン主演の映画『イコライザー』の続編です。
前作のスーパーの店員からタクシードライバーに転身し、正体を隠して生きていたマッコール。
しかし正義に反する行為を見かけると、内に秘めたる正義感からイコライザーとして悪を裁いていました。
また、近所の青年には道を踏み外さないように叱咤激励するなど、その優しくて熱い人柄はそのままでした。
vsイコライザー
今作では、前作にも登場し、親身にマッコールの相談に乗ってくれていたスーザンが殺されてしまいます。
犯人を許せず調査を進めていくうちに、敵もまたイコライザーとして生きてきた人物であることを知ります。
同じイコライザーでも信念が異なり、相容れない者同士で決着をつけることに。
手の内がわかるという意味ではイコライザーの最強の相手と言えます。
複数人を相手に１人で立ち向かい、また人質を取られるというハンデを背負いながらも、相変わらずの切れ味の鋭さを見せていたマッコールが素晴らしかったです。
そしてやはり、相手から奪って使うことはあっても、自前の銃などの武器は使いません。
そこにあるものだけでフル装備の強敵を相手にしてしまうのです。
まさに最強！
デンゼル・ワシントン
この映画シリーズの肝はやっぱりデンゼル・ワシントンの演技です。
アクションも見どころではありますが、マッコールの人を想う温かみのある感じと、一方で悪人に対する冷徹なまでの態度の二面性に、映画を見ていて引き込まれていきます。
デンゼル・ワシントンの出演作で他にどんな映画を見たことがあったかなと振り返ってみました。
意外と多くなくて、『サブウェイ123 激突』、『アンストッパブル』、『フライト』、『２ガンズ』とあとは『イコライザー』シリーズぐらいでした。
アカデミー主演男優賞を受賞した『トレーニングデイ』は『イコライザー』シリーズと同じ監督ですし、おもしろそうなので要チェックですね。
まとめ
最強の敵イコライザーもなんのその。
やっぱり強かったマッコール。
満足度の高いシリーズです。
2018年10月５日公開
『イコライザー』シリーズ
１作目『イコライザー』
３作目『イコライザー THE FINAL』
