最先端のテクノロジーを駆使した超高層ビル。
２重、３重のセキュリティで何が起きても対策は万全だったはず。
しかし火災が起きて…
ストーリー
香港に建設された超高層ビルのザ・パール。
250階建てのそのビルには何でもそろっていて、１つの街のようになっていた。
そんなザ・パールのセキュリティシステムを任されたのが元FBIのウィル（ドウェイン・ジョンソン）だった。
人質救出の際に爆発に巻き込まれ、片足を無くしたウィルはFBIを辞め、セキュリティの仕事に携わっていた。
最先端のテクノロジーを駆使したザ・パールは何が起きても絶対に安全なはずだった。
しかしウィルが不在の際に突然、爆発とともに火災が発生した。
システムがうまく作動せず一向に鎮火する気配はなく、家族が取り残されていたウィルは危険を覚悟でザ・パールに侵入した。
そこで待ち受けていたのはただの火災ではなかった。
絶対安全から絶望へ
絶対安全なはずの場所が、トラブルによって機能しなくなるどころか絶望的に危険な場所になる。
わりとよくあるそんなシチュエーションをテーマにした映画です。
そして主人公が実は特殊な経歴を持っている、というところも。
どうしてもこういう映画に惹かれてしまいます。
困難な状況から１つ１つ解決の糸口をたどっていき、トラブルの種を取り除いていく。
そういうところが気持ちをすっきりさせてくれます。
敵もさるもの
敵ながら難攻不落の場所に首尾よく侵入するシーンも見どころだなと感じます。
敵の用意周到な計画を、たまたま居合わせた主人公がいかに狂わせていくのか。
この手の映画はそのあたりの攻防が見ていておもしろいです。
そしてこういう映画は、ラストはハッピーエンドで終わってもらいたいものです。
あえてモヤモヤさせる結末を持ってくる映画もありますが、やっぱり最後は悪者を成敗してもらって、スッキリして終わりたいです。
超高層ビル
映画のタイトルにもなっているSkyscraperは超高層ビルという意味です。
まさに映画の内容がそのままタイトルとなっています。
ここで気になるのは実在する超高層ビル。
世界で最も高いビルは、ドバイにあるブルジュ・ハリファ。
その高さは828m。
このブルジュ・ハリファはどこかで見たことがある人も多いと思います。
有名なところでは『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』でトム・クルーズが壁を登っていたあの建物です。
高い建物といえば東京スカイツリー（634m）を思い浮かべますが、こちらはビルではなく塔になるので並列で比較することはできません。
しかしながらスカイツリーは世界で最も高い塔であり、建造物でもブルジュ・ハリファに次いで世界で２番目の高さです。
まとめ
まるで１つの街のような超高層ビル。
住んでみたい気もしますが、火災やら地震やらがやっぱり怖いですね。。
そもそも、年を取ってすっかり高所恐怖症になったんでした…
2018年９月21日公開
