誰もが知る万里の長城。
建設された目的は怪物の襲来を防ぐため。
60年に一度の怪物との戦いが始まる。
ストーリー
60年ごとに現れる怪物の襲来をくい止めるために作られた万里の長城。
そこへ、貴重な火薬を求めて旅をしていたヨーロッパの傭兵ウィリアム(マット・デイモン)とペロ(ペドロ・パスカル)が現れる。
道中、2人が怪物に襲われていたことがわかり、いよいよ怪物の襲来が目前に迫っていた。
腕を見込まれたウィリアムとペロもともに怪物と戦うことになった。
そして決戦のとき。
十分に準備してきたつもりだったが、怪物も進化を遂げていて苦戦を強いられる。
しかし怪物の弱点を見つけたことで勝利は目の前に。
そこに油断が生じたのか怪物の逆襲に遭い、ついには万里の長城を突破され、怪物が都へ侵入してしまう。
人間 vs 怪物
マット・デイモン主演の映画です。
万里の長城を舞台に、人間と怪物が争いを繰り広げるストーリー。
映画の舞台として、有名な歴史的建造物をどのように扱うのか、そういうところに興味をひかれて見てみました。
フィクションであったとしても、歴史にちなんだ設定は知らなかったことを知ることができて、わりと勉強になるものです。
化け物系は苦手
60年に一度やってくる怪物と、それに対峙するために作られた万里の長城。
そして決戦に備える人間たち。
そんな人間たちと怪物の攻防が映画の見どころですが、あまりパッとせず微妙でした。
もともと怪物やエイリアンが出てくる系の映画はあまり好みではなく、この映画でもそれを払拭することはできませんでした。
どうもこれ系の映画とは相性が悪いです。
ちなみにこの映画に出てくる怪物は中国神話に出てくる饕餮(とうてつ)がモデルだそうです。
人の顔を持つ牛みたいな怪物で、魔除け的な意味合いを持っているようです。
万里の長城
誰もがその存在を知っていると思えるぐらい有名な世界遺産である万里の長城。
秦の始皇帝の時代から建設が始まったとされ、そこから長きにわたって増築されていった結果、総延長距離は2万キロにも及ぶそうです。
もはやよくわからない長さです(日本列島を囲い込むことは余裕でしょうか)。
写真を見るとその城壁はしっかり残っていることがわかります。
2千年以上も経ってなお建造物が形を留めていることに感慨を覚えます。
日本の城などもそうですが、重機など無い時代によくこんな建造物を作れたものです。
中国には行ったことがないので、生で万里の長城を見たことはありません。
人生で一度はこの目で見てみたいです。
まとめ
万里の長城に興味を持ったものの、どうもこういった化け物が出てくる系の映画は苦手です。
気味が悪いからでしょうか。
設定は興味深かったのですけど。
2017年4月14日公開