プチホームシアターの後編です。
映りはどんな感じ?
かなり安いプロジェクターと家の壁。
ホームシアターと呼ぶにはあまりに貧弱な組み合わせですが、どんな感じで映るのか気になるところだと思います。
セッティングはこんな感じで、ふだん使っているテーブルの上にプロジェクターを置いて、壁に向けて映しています。
ほんとに準備しているのはプロジェクターだけです。
この条件で映画を見るとこんな感じになります。
いかがでしょうか。
正直なところ、やはり画質は良くないです。
できる範囲でピントを合わせてはいますが、端に向かうにつれて多少ボヤけてきます。
しかし普通に見られれば良いという方であれば、それほど問題ではないと思います。
字幕が読める程度なので、私としてはこれで十分です。
ちなみにこの写真は夜に部屋の電気を消して撮ったのですが、電気をつけるとこんな感じになります。
これはさすがに厳しいです。
日中もこんな感じになってしまうので、カーテンを閉めるなどの工夫は必要です。
本格的なホームシアターにはまったく敵いませんが、1万円もかからずにこれぐらいのプチホームシアターを楽しめることに、私は満足しています。
デメリットは?
気軽に楽しむには十分だと思えるこちらのプロジェクター。
私は画質にはこだわらないので、その点はまったく問題ないです。
ただ気になる点が無いわけでもありません。
特に気になるのは音です。
ファンが回っているような音なのですが、これがなかなか大きいです。
私はネックスピーカーを使っていて、耳が空いています。
そうするとプロジェクターの大きな音がセリフなどの音と重なって、聞こえにくいことがあります。
これを防ぐには、ヘッドホンやイヤホンをして耳を塞ぐことをお薦めします。
少しずつ改善していくのもあり
見てわかるとおり、今のところはもっともシンプルな構成のホームシアターです。
これを基に少しずつ改善していっても良いのかなと考えています。
私の家ではこれが限界ですが、壁とプロジェクターを離せばもう少し大きく映すことができるはずです。
また、それなりのスクリーンを準備すればもっと綺麗に映すことができるかもしれません。
何はともあれ、まずはベースとしてプチホームシアターを試してみてはいかがでしょうか。