突然送られてきたメッセージが主人公を追い詰める。
犯人はレストランにいる誰か。
指示に従うのか、それとも反撃するのか?
ストーリー
バイオレット(メーガン・フェイヒー)は、幼い息子を育てるシングルマザー。
夫の死を乗り越えていない彼女は、ためらいながらもマッチングアプリで知り合った男性とのディナーデートを承認する。
最上階にあるレストランで席に着くと、突然スマホに見知らぬ誰かからDROPメッセージが届く。
送られてきたのは、息子の命と引き換えに「目の前のデート相手を殺せ」という指示だった。
犯人は半径15m以内のこのレストランにいる誰かだ。
追い込まれる主人公
デートに来ただけの主人公が何者かに理不尽な指示をされるストーリー。
突然送られてきたメッセージ。
それだけであれば無視するだけで良かったはず。
しかし、なぜか息子が人質に取られて、犯人の指示に従わざるを得ない状況になります。
誰が何のために?
訳が分からず、でも指示通りに動かなければならず。
最初はパニックだった主人公も、少しずつ落ち着きを取り戻し、犯人探しと反撃の機会を伺います。
限定されたシチュエーション
DROPメッセージが届くのは15m圏内。
したがって、高層ビルの最上階にあるレストラン内が舞台です。
主にレストランでストーリーは進んでいきます。
限定されたシチュエーションだと景色は変わらないので飽きやすくなってしまう可能性があります。
こちらの映画は、得体の知れない恐怖と緊迫感で飽きずに見ることができました。
さすがに理不尽すぎる
そもそも主人公が何かをしたわけでもなく、犯人側の都合で選ばれてしまったわけで、その時点ですでに理不尽です。
それに輪をかけて、殺人を要求する指示や息子の誘拐など散々です。
極めつけは犯人がわかってからの暴力。
逆上された犯人から暴力を受けたり、止めに入ったレストランの人が刺されたり、何がそこまでさせるのかと思えるくらいの理不尽さでした。
まとめ
理不尽な要求に追い込まれる主人公の緊張感が伝わる映画でした。
パニックに陥ると、レストランにいる人は全員怪しく見えるもの。
ようやく犯人にたどり着いたときの意外性もありました。
2025年7月11日公開