活動を再開した「フォー・ホースメン」。
悪事を働く巨大企業をターゲットにしていたが、邪魔者が入って狙いを阻止されてしまう。
そのまま捕らえられたフォー・ホースメンは取引を持ち掛けられる。
ストーリー
姿を消していたイリュージョニストグループ「フォー・ホースメン」が活動を再開した。
悪事を白日の下に晒すためには犯罪も辞さないフォー・ホースメンが今回ターゲットにしたのは巨大IT企業。
個人情報売買の目論みを暴露するため、新製品発表会に乗り込んだフォー・ホースメン。
予定どおり事が進んでいたはずが、最後に何者かの邪魔が入った。
その場から逃げざるを得なくなった彼らが脱出用シューターを抜けた先はまさかのマカオ。
ニューヨークからマカオへの瞬間移動に混乱する間もなく、彼らの前に現れたのは天才エンジニアのウォルター(ダニエル・ラドクリフ)。
ウォルターは自分の目的を果たすために、フォー・ホースメンを誘拐したのだった。
派手なイリュージョン
シリーズ2作目です。
前作の流れを引き継いで作られているので、1作目の人間関係をおさらいしておくのが良いです。
フォー・ホースメンのメンバーは、紅一点だったヘンリーが去って新しくルーラが加わりましたが他は同じです。
そして、FBI捜査官のディランと、前作では捕まってしまったサディアスは引き続き登場。
新たな敵はダニエル・ラドクリフ演じるウォルターです。
しかし、映画全体での騙しとも言えるイリュージョンが見どころなので、最後に騙されないように1作目を振り返っておきましょう。
今作も劇中でさまざまなマジックやイリュージョンが登場しますが、ほとんどCGを使わずに撮影しているそうです。
世界的に有名なマジシャンであるデビッド・カッパーフィールドを始め、名だたるマジシャンやメンタリスト協力の下でイリュージョンができあがっているとのこと。
それを聞くと一体どんな仕掛けなんだろうと考えてしまいますが、そんなことは気にせずに素直に驚きを楽しむのが良いでしょう。
『トリック』を彷彿とさせる
『グランド・イリュージョン』を見ていると、なぜか『トリック』を思い出します。
仲間由紀恵さんと阿部寛さんが出演していた日本ドラマの『トリック』です。
『トリック』では、主人公がインチキマジックの種明かしをして悪事を暴くので、悪事を暴くためにイリュージョンを利用する『グランド・イリュージョン』とは逆のパターンではあります。
でもイリュージョンやマジックをメインに据えているところは同じだから、似た雰囲気を感じるのでしょう。
派手さはだいぶ違いますが、、、
『トリック』は大好きなドラマで、DVDも持っていて何度も見返しました。
それでもまた『グランド・イリュージョン』を見て、もう一度見返したくなりました。
まとめ
イリュージョンの華々しさが楽しい映画です。
こんなこと本当にできるのか、気になるところです。
最後にはある秘密も明らかになりますので要注目!
2016年9月1日公開
『グランド・イリュージョン』シリーズ
1作目『グランド・イリュージョン』