ストーリー
元陸軍のエリート指揮官だったジャック・リーチャー(トム・クルーズ)。
退役後はあてもなく、街から街へと渡り歩いていた。
あるとき、店でのトラブルに巻き込まれたことをきっかけに、リーチャーは元同僚のスーザン・ターナー少佐(コビー・スマルダーズ)を訪ねることにした。
しかし到着したときにはターナー少佐はスパイ容疑で逮捕されていた。
不穏な動きを感じて調査を始めたリーチャーは軍の陰謀に気づき、拘束されていたターナー少佐を救い出した。
そこへリーチャーの娘とされる少女サマンサが現れたことで、3人での行動を始めた。
敵の殺し屋から執拗に追われる彼らは、陰謀を明らかにして決着をつけるために反撃を開始する。
感想
1作目の邦題が『アウトロー』(原題は『Jack Reacher』)なのでわかりにくいですが、シリーズ2作目です。
第一線を退いた優秀な捜査官が、巨大な陰謀に立ち向かうストーリーです。
前回と同様に今回も、陰謀に巻き込まれた同僚の無実を証明するために行動します。
敵の勢力は圧倒的で、しかもプロの殺し屋が相手。
さらに今回はリーチャーの娘が登場し、弱みとなる存在として敵から狙われてしまいます。
この映画に限らず大体の映画は、主人公の家族や知人などが敵に囚われ、絶体絶命のピンチを迎えます。
ほんとにやり方が卑怯だなと、映画ながら思います。
どんなに強い敵にも屈しないリーチャーでも苦手なことがありました。
それは女性との接し方。
濡れ衣を着せられていたターナー少佐に対しても、突然現れた娘のサマンサに対しても、うまく接することができずに、それがまたトラブルを引き起こします。
アウトローなリーチャーが彼女らと良い関係を築けるのか。
そこの感情の揺れ動きも見どころです。
再視聴で気づくこと
このブログを開設する前に、別のブログで映画の感想をまとめていました。
今は少しずつ、こちらに記事を移動させているところです。
その際に記事内容を修正するために、再視聴している映画もあります。
再視聴するといろいろなことに気づきます。
まずは内容です。
大まかなストーリーは覚えていても、細かいところはだいぶ抜けています。
ときには別の映画と内容がごちゃまぜになっていることも。
再視聴するとそのあたりが再確認できます。
あと出演者について、いろいろな映画やドラマを見ていると、顔のわかる役者さんが増えてきます。
その状態であらためて映画を振り返ると、「この人はこの映画にも出ていたんだ」と再発見することもよくあります。
その発見が嬉しかったりもします。
2016 年 11 月 11 日公開
『ジャック・リーチャー』シリーズ
1作目『アウトロー』