一線から退いていた尋問のスペシャリスト。
テロを防ぐために彼女はもう一度現場に戻ってきた。
それが陰謀の幕開けだとも知らずに…
ストーリー
かつてCIAで尋問のスペシャリストとして活躍していたアリス・ラシーン(ノオミ・ラパス)。
しかし、彼女が関わったあるテロ事件で24人の犠牲者が出たことで自分を責め、第一線から退いていた。
そんな中、英国でのテロの情報を掴んだCIAは、テロの指示を伝える使者を拘束し、尋問することにした。
そこにアリスが召喚された。
ロンドン支局の人間に連れられて尋問の部屋に到着したアリスは手際よく尋問を開始する。
そして聞き出した情報を伝えようとしたそのとき、本部の同僚から電話が入る。
それは「尋問を頼みたい」という依頼だった。
そこでアリスは、すでに始めていた尋問は何者かに誘導された罠であったことに気づいた。
とっさの判断でその場から逃げ出したアリスは真の敵を捜索し始める。
タフな女性主人公のカッコよさ
何の気無しに見た映画でしたが、なかなかおもしろかったです。
タイトルに陰謀と付くだけあって、主人公が大きな陰謀に巻き込まれていくストーリーです。
次から次へと裏切られ、誰を信じたらいいのかわからなくなる。
意外な人物が首謀者だった。
そういう、およそ王道のパターンではありました。
主人公が罠に気づいたシーンは冷や汗の出るパターンだなと思いました。
当局から依頼されて尋問を行っていると思っていたら、その当局から依頼がやってくる。
では今行っていることは何なのかと軽く混乱しそうな状況ですが、騙されていたことに気づき、何とか逃げ出します。
この逃げ出すシーンもそうですが、さすがCIAの職員だけあって主人公がタフです。
女性の主人公が敵をなぎ倒したり、ガンアクションをこなしたりすると、やっぱりカッコいいよなぁと思います。
そういう映画をわりと見がちです。
マイナーな感じがしましたが、さりげなく出演者も豪華で良い映画でした。
強い女性が活躍する映画
これまでいろいろな映画を見てきましたが、上に書いたように強い女性が活躍する映画は記憶に残りやすいです。
いくつか挙げてみます。
『アトミック・ブロンド』
シャーリーズ・セロンが主人公のスパイ役を演じる映画です。
シャーリーズ・セロンは本当に美しい女優さんです。
『ソルト』
アンジェリーナ・ジョリーが諜報員役の映画です。
スパイとして疑われ、あらゆる敵から狙われるものの、強さではねのけてしまいます。
『RED/レッド』
この映画を見て、ヘレン・ミレンのファンになったと言っても過言ではありません。
ヘレン・ミレン演じるヴィクトリアが強くて、カッコいいなと思いました。
他にもいろいろありますが、大体は見終わってスッキリします。
まとめ
裏切りの連続で、出てくる人がみんな怪しく思える映画でした。
主人公も強くてカッコよかったです。
女性主人公が強い映画はポイント高し。
2018年4月20日公開