シリーズ2作目。
魏との戦がメインイベント。
信の戦いぶりと、新たに登場した羌瘣の華麗な強さが見どころです。
ストーリー
紀元前245年、春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。
戦災孤児として育った信(山﨑賢人)は、クーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政(吉沢亮)に出会う。
嬴政の身代わりとなって命を落とした漂の想いを胸に、信は嬴政と行動を共にし、玉座を奪還することに成功した。
その半年後。
隣国「魏」が国境を越え、侵攻を開始した。
秦国は嬴政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原に軍を起こす。
歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の仲間と再会。
戦績もない信は、同郷の仲間に加え、頼りない伍長・澤圭(濱津隆之)、哀しい目をした羌瘣(清野菜名)と名乗る人物と、最弱の伍(五人組)を組むことになってしまう。
魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される、軍略に優れた戦の天才・呉慶(小澤征悦)将軍。
かたや秦の総大将は、戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・麃公(豊川悦司)将軍。
信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。
完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申(渋川清彦)は、無謀ともいえる突撃命令を下す。
戦のシーンに見ごたえあり
そのスケールの大きな映像に目を瞠った1作目。
それに輪をかけて見ごたえのある映像が見られました。
広大な土地で繰り広げられる秦と魏の戦のシーンは、それぞれの軍の規模と配置が描かれ、戦略ゲームのような趣でした。
清野菜名さんの役柄と演技のマッチングが良かったです
すっかり年を取り、特に若い俳優さん、女優さんで知らない方が増えました。
テレビを見なくなり、ドラマを見なくなったことも原因の1つでしょう。
巷では売れっ子であっても知らないことが多いです。
羌瘣役を務めていた清野菜名さんも、どこかで名前を見たことはあるような気がする程度の知識しかありませんでした(後々調べてみると、出演していた映画をいくつか見たことはあったようです)。
ほぼ初見の気分で見させていただきました。
正直、とても良かったです!
アクションもさることながら、想いの強さが伝わるような演技に感嘆しました。
目元しか映っていない序盤でも、伝わってくるものがあったように感じます。
羌瘣役は彼女しかいないと思っていた方も多く見受けられます。
それほどに魅力を持った女優さんなのでしょう。
これから注目しておきます。
シリーズはまだまだ続く?
映画が終わる頃にはすでに3作目の予告がありました。
漫画も結構なボリュームがあるようですし、シリーズは当分続きそうです。
まさかすべてを映画で製作するなんてことは…
そうなったら相当なシリーズものになりますね。
まとめ
素敵な女優さんに出会えたのが最も良かったことかもしれません。
まだ映画館で公開中です。
スケールの大きな映画、せっかくなので映画館で楽しみましょう!
2022年7月15日公開
『キングダム』シリーズ
1作目『キングダム』
3作目『キングダム 運命の炎』
4作目『キングダム 大将軍の帰還』