3月に公開された映画『ブラックライト』に続いてのリーアム・ニーソンの映画です。
そのバイタリティに感服します。
ストーリーは「ザ・リーアム・ニーソン」です。
ストーリー
完璧な殺し屋として、裏社会でその名を馳せてきたアレックス(リーアム・ニーソン)。
しかしアルツハイマーを発症し、任務の詳細を覚えられなくなってしまったため、引退を決意する。
最後に引き受けた仕事、そのターゲットが少女だと知ったアレックスは、怒りに震え契約を破棄する。
子供だけは守る-
唯一の信念を貫くため、独自の捜査を開始したアレックスは、財閥や大富豪を顧客とする、巨大な人身売買組織の存在を突き止める。
一方で、FBI捜査官のセラ(ガイ・ピアース)もまた、この組織を追っていた。
セラは組織の壊滅のため、アレックスは復讐のため。
プロセスは違っても目的は同じ2人が交錯したとき、はたして敵となるのか味方となるのか。
権力者が優遇される世界
こういう映画の主な敵の1つが政治家やお金持ちなどの権力者。
彼らの圧力により無かったことにされる事件が発端となって、悪事が暴かれ、制裁が下されます。
この映画も、よくあるそのパターンに当てはまりました。
最初は権力者側にいた主人公がだまされ、憤って逆襲するのもよくあるパターンです。
怒りに震えるリーアム・ニーソンは手がつけられないので、絶対に怒らせてはいけません。
記憶とはあまり関係なかった?
圧倒的な殺し屋であっても、病気には勝てません。
アルツハイマーを発症したことがきっかけで、主人公は引退を決意しました。
そのあたりをふまえてタイトルが『MEMORY メモリー』となっているのはわかるのですが…
予告を見たときには、記憶が曖昧になることで現実との交錯が生じて、それをきっかけとしたトリックでもあるのかなと思っていました。
そこはあまり関係なかったようです。
なぜか登場人物が覚えられませんでした
映画は見ていれば、そのうち登場人物を覚えられます。
名前と顔、そしてどんなキャラクターかということも。
でもときどき、一向に頭に入ってこない映画があります。
登場人物が多いとか、名前が複雑とか、理由は様々です。
そしてなぜかこの映画も、いま一つ覚えられませんでした。
会話の中に出てくる名前が「これは誰だっけ?」となってしまって困りました。
間違って覚えていたこともあって、さらにややこしくなってしまいました。
序盤の集中力が足りなかったようです。
リーアム・ニーソン
70歳を超えてもまだまだアクション映画で活躍中のリーアム・ニーソン。
いつまで出演できるのだろうと思ってしまいます。
初めてみたときには憂いを帯びすぎていて暗い印象があったのを思い出します。
その印象はいまだ変わりません。
でも、それがクセになってきました。
まとめ
登場人物が頭に入ってこなかったのは不覚でした。
あらためてもう一度見たいかも。
リーアム・ニーソンのアクション映画、今後も見られるでしょうか。
2023年5月12日公開