スティーブン・スピルバーグ監督の話題作。
VRの美しい世界の中で繰り広げられる戦い。
それが現実の世界へも波及して…
ストーリー
荒廃した近未来の世界。
人々の拠り所は「オアシス」と呼ばれるバーチャルリアリティの世界だった。
なりたい理想の自分になれる場所として人を惹きつけるオアシス。
もう1つの魅力は、オアシスの創設者が残した多額の遺産とオアシスの所有権。
オアシス内に隠された3つの謎を最初に解いた者が手に入れられるとあって、人々はこぞってゲームに参加していた。
そして何年も見つけられなかった鍵を1人の青年・ウェイド(タイ・シェリダン)がついに見つけたことで世界が大きく動き始める。
そこに陰謀を画策する巨大企業も参加し、ウェイドは激しい戦いに巻き込まれていく。
しかしウェイドはオアシスで出会った仲間とともに、勝利を目指して戦いを挑む。
食わず嫌いでした
スティーブン・スピルバーグ監督作品ということで大々的に予告されていたこちらの映画。
予告を見る限りでは何となくストーリーに惹かれず、なかなか手が伸びませんでした。
しかし重い腰を上げていざ見てみると、予告から想像していたストーリーと違ってなかなかおもしろかったです。
食わず嫌いの典型でした。
謎解きや少数の仲間で巨大な敵を相手にする構図など、興味を引く要素が散りばめられていました。
圧倒的な映像美
この映画の最大の特徴は、やはり圧倒的な映像のすばらしさでした。
映画の中で世界中の人々が心の拠り所としている「オアシス」の世界。
何でもありのバーチャルリアリティの世界が見事に描かれていました。
予告映像を見るだけでも、その美しさは伝わってきます。
バーチャルなだけに想像を超えた映像が求められる中で、このように不思議で美しい映像を見せられるのはさすがだなぁと感じました。
Oculus Quest(Meta Quest)
バーチャルリアリティの世界も、もはや夢物語ではないところまで来ています。
この映画ほどではないにしても、バーチャルリアリティの世界を実際に体感できるデバイスがいくつかあります。
その中で、私はOculus Quest(現Meta Quest)を持っています。
ヘッドセットを装着し、手に持ったコントローラーで操作します。
これがよくできていて、かなり楽しいです。
たとえば「Beat Saver」というゲーム。
Dance Dance Revolutionみたいなゲームで、飛んできたブロックをライトセーバーで切っていくだけですが、シンプルながらもおもしろいです。
ヘッドセットをしているので、上下左右どちらを向いてもバーチャルの世界の中。
没入感が半端ないです。
こういったゲームがこれからもどんどん進化していくことでしょうね。
まとめ
何でもありのVRの世界がとてもきれいでした。
はたしてこんな時代はやってくるのか。
ゲームで体感するだけなら、すぐそこまでやってきています。
2018年4月20日公開