東野圭吾作品の主要な登場人物の1人、ガリレオこと湯川学。
その『ガリレオ』シリーズの映画2作目です。
切ない結末が待っています。
ストーリー
美しい海が残る玻璃ヶ浦で海底資源の開発計画が持ち上がり、その説明会に招かれた湯川学(福山雅治)。
宿泊先の旅館「緑岩荘」で湯川はひとりの少年・恭平(山﨑光)と出会う。
やがて旅館の近くで男性の変死体が発見され、遺体の身元が「緑岩荘」に宿泊していた元捜査一課の刑事・塚原だとわかる。
地元警察は塚原の死を転落死として処理しようとするが、現地入りした捜査一課の岸谷美砂(吉高由里子)は塚原の死に不可解な点があることに気づき、湯川に事件解決への協力を依頼する。
真相を知った湯川が気づいた哀しい結末は?
シリーズ2作目
ガリレオこと物理学者・湯川学が事件の謎を解く、東野圭吾作品の映画シリーズ2作目です。
理系人間としては興味が湧いてしまうシリーズです。
実際、物理や化学の話が出てくるので、親しみを覚えます。
本だとガリレオシリーズは何冊も発売されているので、映画で興味を持ったらその他の本も読んでみてください。
子ども嫌いな湯川と少年の交流
自分が興味を持ったことはとことん追求する反面、それ以外はまったくの無関心になる湯川。
子どもも無関心な対象の1つ。
そんな子ども嫌いな湯川が、ひょんなことからひとりの少年と交流を始めます。
2人でペットボトルロケットを飛ばすシーンなどは微笑ましくもあります。
しかしそれがまた、哀しい結末を引き起こすのです…
恭平の無邪気さ
何かと湯川と関わった少年・恭平。
その演技がとても良かったです。
子どもらしい無邪気さが十分に伝わってきました。
この映画を良いものにした、1つの重要な要素です。
まとめ
前作も含め、『ガリレオ』シリーズは映画化してもそんなに悪くないなと感じます。
もともと原作が良いのも大きいでしょうけれど。
子どもが関わると切なさが増しますね。
2013年6月29日公開