シリーズ2作目。
ジュラシック・パークの失態で懲りたはずなのに、またもや恐竜のいる島へ人間が立ち入ります。
そして当然のごとく悲劇が…
ストーリー
ジュラシック・パークでの悲劇から4年。
イアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)はインジェン社の会長ハモンド(リチャード・アッテンボロー)に呼び出され、ジュラシック・パークに恐竜を供給するための遺伝子工場「サイトB」がイスラ・ソルナ島にあることを知らされる。
閉鎖されたまま放置された島では恐竜たちが繁殖・野生化しており、たまたま足を踏み入れた民間人が襲われる事態まで起きていた。
ハモンドから島の調査を依頼されたイアンは危険であることを理由に断ろうとする。
しかし、恋人である古生物学者サラ(ジュリアン・ムーア)がすでに現地入りしていることを知り、彼女を助けに行くことにした。
一方でハモンドの甥ルドロー(アーリス・ハワード)はパークの再建を企てており、島に恐竜ハンターたちを送り込んでいた。
パークが無くなっても悲劇は続く
ジュラシック・パークの悲劇で恐竜の恐ろしさを知ったはず。
にもかかわらず、再び恐竜のいる島に足を踏み入れてしまいます。
その理由は、金儲けのため、好奇心のため、研究のため、さまざまです。
そんな人間の私利私欲とも言える勝手な行動がまた悲劇を生み出し、さらに大きな被害をもたらします。
人間では太刀打ちできない
映画に登場する恐竜は、凶暴なのはもちろんのこと、運動能力も高く、おまけに知能も高い。
いくら強力な武器があったとしても、人間では到底太刀打ちできません。
恐竜をコントロールできると思った人間の驕りが見え隠れします。
都会へ来ればひとたまりもない
何とか恐竜を確保して、孤島から都会へ運ぶことに。
頑丈な檻で保護されているので安全かと思いきや、やはり逃げ出され、都会が大混乱に陥ります。
街中に恐竜など現れたらたまりません。
結局みんなダメ?
そもそも恐竜を現代に蘇らせたハモンドが罪深いわけですが、なんだかんだで本作に登場した人物たちはそれぞれに問題がありそうです。
金儲けや興味本位なのはもちろんのこと、研究であっても恐竜の保護を訴えていたとしても、混乱に加担しているように見えました。
まとめ
人間たちのそれぞれの自分勝手な行動にちょっと辟易としてしまいます。
もう恐竜に関わってはいけません。
でもシリーズはまだまだ続きます…
1997年7月12日公開
『ジュラシック・パーク』シリーズ
1作目『ジュラシック・パーク』
3作目『ジュラシック・パークⅢ』
4作目『ジュラシック・ワールド』
5作目『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
6作目『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』