2012年 公開映画

シチュエーションは好みなのに何かが足りなくて惜しい映画『ロックアウト』

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近未来のお話。

宇宙にある刑務所で脱獄騒ぎが起こる。

そこに居合わせた大統領の娘も助けるために、1人の男が立ち上がる。

ストーリー

2079年の世界。

宇宙に作られた凶悪犯罪者用の刑務所は脱獄不可能と言われていた。

そこへ大統領の娘が視察に訪れる。

何事も起こらないはずがちょっとした隙に1人の犯罪者に襲撃され、眠らされていた凶悪犯たちが次々に目覚めはじめる。

絶対安全だった場所は瞬く間に逃げ場のない危険な場所になってしまう。

そんな凶悪犯だらけの場所から大統領の娘を救出するため、1人のCIAエージェントが選ばれた。

高い能力を有していながらCIA局長殺害の容疑で拘束されていた彼は、無実を証明するためにも渋々ながら依頼を引き受ける。

逃げ場がなく大勢の凶悪犯がいる中からどうやって大統領の娘を救出するのか。

無謀な挑戦が始まる。

 

おもしろそうな要素がたくさん

Amazon Primeで見つけたこちらの映画。

リュック・ベッソンが製作に関わった映画で、ストーリーや予告からしておもしろそうな気がしたので見てみました。

宇宙にある脱獄不可能な刑務所。

完璧だったはずの場所が、逆にそれが仇となってたちまち逃げ場のない超危険な場所になってしまう。

そこに偶然居合わせた大統領の娘。

そして救出の任務に選ばれたのは、優秀なのにちょっと道を外れてしまった人物。

よくあるおもしろそうな要素がてんこ盛りです。

 

何か惜しい

わりと期待高めで見たのですが、思ったほどではありませんでした。

ちょっとがっかり…

どうも主役のキャラクターが受けつけられませんでした。

アウトローな人物が世界を救うパターンはよくあります。

だからアウトローなところが合わなかったわけではありません。

単に雰囲気が苦手でした。

変な話、しっくりくる映画は悪役も良いキャラクターをしているものです。

そういう全体的な雰囲気が惜しい感じでした。

 

リュック・ベッソン

映画監督に興味が無くても名前は聞いたことある人が多いと思われるリュック・ベッソン。

見たことがある監督作品の中では、ジャン・レノやナタリー・ポートマンが出演していた『レオン』が強烈に印象に残っています(ゲイリー・オールドマンのキレた演技も…)。

ブルース・ウィリスやミラ・ジョヴォヴィッチが出演した『フィフス・エレメント』も有名ですね。

監督ではなく製作に関わったところでは『TAXi』や『トランスポーター』、『96時間』などのシリーズものが有名です。

ジェイソン・ステイサムの『トランスポーター』とリーアム・ニーソンの『96時間』はどちらも好きなシリーズです。

知らないうちに縁があったリュック・ベッソン作品。

今回は縁がなかったのが残念…

 

まとめ

宇宙に刑務所がある近未来的な設定は良かったです。

ただ何かが物足りない感じでした。

そういう意味では惜しい作品でした。

 

2012年11月23日公開