2012年 公開映画

対テロ特殊部隊の活躍を描いた『ネイビーシールズ:チーム6』

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ストーリー

アメリカ同時多発テロから 10 年。

特殊任務を担うネイビーシールズのエリート集団「チーム6」はテロの首謀者であるオサマ・ビンラディン襲撃のときを待っていた。

情報が錯綜する中、不確かな情報をもとに基地周辺を捜索しているときに、リーダーのスタナー(カム・ジガンデイ)が何者かに撃たれてしまう。

敵を捕らえなんとか何を逃れたが、真のターゲットであるオサマ・ビンラディンの影はすぐそこまで迫っていた。

執念の追跡によって確証を掴んだ CIA は、チーム6にオサマ・ビンラディンのアジトへの攻撃を命令する。

遂にやってきたそのとき。

過酷な訓練に取り組んできたチーム6が、最も危険で不可能と言われていた作戦に立ち向かう。

感想

戦争ものの映画です。

日本の劇場では未公開だったようです。

実話を基に製作されたこちらの映画。

戦争もので実話となると、やはりアメリカ同時多発テロに関連するものが多くなります。

その当時であったり、その後日談であったり。

ニュースで見る映像に近いものがあるので、現実を感じさせられます。

映画の主役は、アメリカ海軍の特殊部隊であるネイビーシールズ。

ネイビーシールズは8つのチームに分かれて編成されていて、それぞれ「チーム○(数字)」と呼ばれているそうです。

その中でも「チーム6」は対テロリスト特殊部隊であって、DEVGRU という名称が付いています。

きっとネイビーシールズの中からさらに選び抜かれたメンバーなのでしょう。

事実に基づいたストーリーは、詳しく知らなかったことを知る上で役に立つと思います。

一方で、製作陣の思惑などが演出に反映されるでしょうから、どこまでが真実なのか気にしておく必要はあります。

ネプチューン・スピア作戦

この映画の基になっている作戦はネプチューン・スピア(海神の槍)作戦と呼ばれているそうです。

そしてオサマ・ビンラディンのコードネームは「ジェロニモ」。

こういう作戦の対象もそうですし、たとえばシークレットサービスが大統領を指す言葉もそうですが、ふつう名前は呼ばないですね。

作戦が行われたのは 2011 年 5 月 2 日。

アメリカ同時多発テロから実に 10 年も経過していました。

Wikipedia を読んでいると、1人の人物を見つけることの難しさと、それでもやり遂げる執念みたいなものを感じました。

この映画に関連して『ゼロ・ダーク・サーティ』という映画がよく出てきます。

同じテーマのようなので、いつか見てみようかと思います。

2012 年 11 月 4 日公開(日本未公開)