赤血球や白血球が主役!?
人間の体内ではたらく細胞をテーマに、日々繰り広げられる戦いが描かれています。
生物の勉強にもなります。
ストーリー
人間の体内の細胞、その数なんと37兆個。
酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球、そのほか無数の細胞たちが、人間の健康と命を守るために日夜全力ではたらいている。
高校生・漆崎日胡(芦田愛菜)は、父親の茂(阿部サダヲ)と二人暮らし。
まじめな性格で健康的な生活習慣の日胡の体内の細胞たちは、いつも楽しくはたらいている。
一方、不規則不摂生に日々を過ごす茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちがいつも文句を言っている。
親子でも体の中はえらい違いだった。
それでも、仲良し親子のにぎやかな日常は変わらず続くはずだったが、体内への侵入を狙う病原体たちが動き始める…
漆崎親子の未来をかけた、細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける!
細胞が主役
人間の体を作る細胞が擬人化され、そのはたらきを人間社会になぞらえるような形で描かれている映画です。
生物の授業で学ぶような内容が擬人化されることで親しみやすく、わかりやすくなっていました。
人間の健康のため、命のためにはたらいてくれている細胞に思いを馳せ、感謝したくなります。
ブラックな労働環境にならないようにしなければ!
侮っていました
原作はコミックであり、そのコミックやアニメはすでに人気だったようですが、それは知りませんでした。
予告を見て「おもしろそうかな~」と思って、物は試しで見てみました。
正直なところコミックが原作だし、仕上がりについては軽く考えていました。
しかしそれは間違いでした。
笑いあり涙ありで想像以上におもしろかったです。
個性あふれる細胞たちの活躍が魅力的でした。
勉強にもなる作品
赤血球、白血球、血小板、、、
擬人化され、デフォルメされている部分があるとはいえ、それぞれの細胞のはたらきを知ることができ、勉強にもなりました。
病気をしたとき、怪我をしたとき、体の中で何が起きているのか?
阿部サダヲさん演じる父親を見て、あらためて自分の体を見つめ直すきっかけにもなることでしょう。
まとめ
良い意味で期待を裏切られた映画でした。
原作が人気なのも頷けます。
コミックやアニメもチェックしてみようという気になりました。
2024年12月13日公開