『ワイルド・スピード』も早や10作目。
ドミニクの弟ジェイコブが登場し、トレット家の過去の因縁が明らかになります。
兄弟の対決が世界の命運を決める!?
ストーリー
ドミニク(ヴィン・ディーゼル)はパートナーのレティ(ミシェル・ロドリゲス)と幼い息子ブライアンの3人で平穏な日々を過ごしていた。
そこへファミリーのメンバーがやってきた。
ミスター・ノーバディを乗せた飛行機が墜落したという。
墜落した飛行機は極秘デバイスを運んでいたため、ドミニクらはその回収に向かった。
危険な軍に支配されている国で無事にデバイスを回収できたと思った矢先、別のグループが現れ、デバイスを奪われる事態に。
そのグループにはドミニクの弟であるジェイコブ(ジョン・シナ)の姿もあった。
過去に父の死を巡って対立したドミニクとジェイコブ。
世界を支配しようとするジェイコブの暴走を止めるとともに過去の因縁に終止符を打つためにも、ドミニクはファミリーとともにジェイコブと戦うことを決意した。
ド派手なバトル
スピンオフを含めて10作目となる『ワイルド・スピード』シリーズ。
どんどんド派手になってきています。
予告に出てくるトレーラーみたいな大きな車とのバトルがまさにそうです。
他にも超強力な磁石で何でも引き寄せたり、ロープに引っかけて車が振り子みたいになったり、しまいには宇宙に行ったり、、、
これぞ映画!という感じで楽しめました。
過去作からも出演者が勢ぞろい
今作は出演者の総集編かと思えるほど、過去作からも懐かしいキャラが登場していました。
いつものファミリーメンバーは当然のこと、前回の戦いで苦しめられたサイファー、3作目に出ていたドリフトのショーンと仲間たち、ブライアンからよく殴られていたスタジアック捜査官、お調子者のレオ、リコのコンビ、そして死んだと思われていたあの人物まで…
実際に年月も経っているわけで、思い出すためにも過去作を見たくなるというものです。
トレット家
ドミニク、ジェイコブ、ミア。
今回、弟が登場したことでトレット家の過去や関係性が明らかになりました。
レーサーである父の死、それに端を発したドミニクとジェイコブの対立、そしてそれが今回の大々的なバトルの一因にもなっていました。
でもそこはやはり兄弟。
最後にはわだかまりを解くことができたでしょうか?
また、今回は兄弟の絆がテーマでもあったので、ミアが登場する一方で、子供たちをブライアンが守る構図となり、とても自然な形だったなと思いました。
まとめ
どんどん派手になっていく『ワイルド・スピード』。
登場人物もかなり増え、かつての敵が味方になることもあり、各登場人物のバックグラウンドは過去作を見ることでも読み取れるのが、シリーズものの良いところです。
はたしてシリーズはどこまで続くのでしょうか?
2021年8月6日公開
『ワイルド・スピード』シリーズ
1作目『ワイルド・スピード』
2作目『ワイルド・スピードX2』
3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』
4作目『ワイルド・スピード MAX』
5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』
6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』
7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』
8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』
9作目『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
11作目『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』