2005年 公開映画

ハリウッド版の風が吹けば桶屋が儲かる話『バタフライ・エフェクト』

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ストーリー

日記を読むと過去に戻ることのできる主人公が、不幸な人生を歩んでいる好きな女性の人生を変えようと過去に戻り、重要な人生の分岐点で過去を少し書き換えてしまいます。

それによりその女性や主人公、あるいは友人達が一旦は幸せな人生を送れるようになったかと思いきや、そう簡単にはうまく進まず…

その度に主人公は過去に戻るのですが、戻れば戻るほど結末が悪くなっていきます。

主人公はそのジレンマに悩んだ末に…

感想

アマゾンを舞う1匹の蝶の羽ばたきが遠く離れたシカゴに大雨を降らせる、といったように、わずかな影響が結果的に大きな違いをもたらす効果のことをバタフライ・エフェクトと言います。

日本でいうところの「風が吹けば桶屋が儲かる」話でしょうか。

これをモチーフにした映画です。

過去を書き換えても必ずしも良いことだけではない。

悪いことも受け入れなければならない。

一度きりしかない人生を何度もやりなおすという禁断の手には必ずしもハッピーエンドが待っているわけではない。

そんなことを感じました。

2005 年 5 月 14 日公開

『バタフライ・エフェクト』シリーズ

バタフライ・エフェクト2