ストーリー
元 CIA の腕利きスパイ、フランク(ブルース・ウィリス)は引退後、のんびりと年金暮らしをしていた。
そんな刺激のない毎日を送っていたある日、突然何者かの襲撃を受ける。
その場はあっさりと返り討ちにしたが、敵の正体や襲われた理由は不明であった。
そこでかつての仲間ジョー(モーガン・フリーマン)やマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)を訪ね、敵は CIA であり、襲われた理由はフランクたちが現役の頃に関わった作戦に関係していることを知る。
詳細な情報を得るため、フランクたちは CIA 本部に潜入し、関係した作戦の極秘情報を掴むことに成功した。
フランクたちは元 MI6 の諜報員であるヴィクトリア(ヘレン・ミレン)にも協力を仰ぎ、反撃を開始する。
感想
この映画には、ブルース・ウィリスやモーガン・フリーマンなど名だたる俳優陣が出演しています。
数々のヒット映画に出演してきた彼らも、もはやお年寄り扱い。
ブルース・ウィリスでさえ、年金生活を送っている体です。
しかし、ただのお年寄りではありません。
彼らは CIA や MI6 などの特殊機関で活躍していた敏腕エージェントだったのです。
引退してのんびり暮らすはずが、なぜか命を狙われる始末。
そして命を狙ってくるのは現役のエージェントたち。
お年寄りには圧倒的に不利な状況であり、ただやられるのを待つだけ、、、
かと思いきや、まだまだ若い者には負けん、という声が聞こえてきそうな感じで堂々と渡り合います。
いやむしろ、お年寄りチームが若者チームを圧倒している気すらありました。
そんなこちらの映画は見ていてまさに痛快そのものでした。
若者たちを手玉に取っている感じがとても楽しかったです。
中でもヘレン・ミレン演じるヴィクトリアの強さがツボでした。
年齢
誰もが知っている俳優であれば映画でもよく見かけるので、あまり歳を感じないものです。
『ダイ・ハード』のイメージが強いブルース・ウィリスがお年寄りチームに分類されるなんて、と思ってしまいます。
しかしそんなブルース・ウィリスは 1955 年生まれということで、この映画が公開されていたときには 50 代も半ばでした。
そういわれると、引退して年金生活という役柄もあながち遠くなかったりします。
いま 65 歳とかちょっと信じられません。
ハリウッド俳優に限らず、テレビや映画に出演するような方たちは年齢よりも若く見えることが多いです。
やはり人から見られるという意識が見た目、そして内面についても若さを保たせているのかもしれません。
2011 年 1 月 29 日公開
『RED/レッド』シリーズ
2作目『RED リターンズ』