ストーリー
今度の標的は悪徳実業家レイエスの1億ドル。ドミニク(ヴィン・ディーゼル)とブライアン(ポール・ウォーカー)は過去と決別するために、これを最後の仕事として取り組むことにした。
ドミニク、ブライアン、ミア、ローマン、テズ、ハン、ジゼル、ヴィンス。ファミリーが集結し、1億ドル強奪のために着々と準備を進める。しかし、アジトにホブス捜査官(ドウェイン・ジョンソン)が現れて、ドミニクたちは捕まってしまう。
どうすることもできず護送されている最中に、今度はレイエスの一味に襲撃される。そこで殺されてしまった部下の仇を取るため、ホブスはドミニクとブライアンに協力し、仕事を手伝うことにした。
最高難度の警察署内にある1億ドルを最強チームが奪いにかかる。
感想
シリーズ5作目です。
ドミニクやブライアンなどいつものメンバーに加えて、今後のシリーズでも活躍する新しい人物たちが登場します。これまでのシリーズでバラバラに登場していたファミリーのメンバーが一堂に会して仕事をするのは初めてでしょうか。『ドラゴンクエストⅣ』感があって良いです。
中でもホブス捜査官の登場は映画が盛り上がる王道パターンの1つです。本来であれば追う立場と逃げる立場である敵同士が、共通の敵を前に力を合わせるパターンです。手強い敵ほど仲間になったときには頼もしい限りです。
本作の見どころはやはり金庫を盗み出すところです。入念に下準備をし、緻密な計画を立てていたところでアクシデントにより計画は白紙に。
そこで諦めるのではなく、開き直って真正面から乗り込むのがファミリーの強さです。行き先が警察署でどんなに警備が厳重であっても関係ありません。
この金庫盗みのシーンはぜひ見てもらいたいです。
ファミリーの整理
ドミニク
主役であり、ファミリーのボス。
ブライアン
もう1人の主役。もともとはドミニクを追いかける側だった。
ミア
ドミニクの妹であり、ブライアンの恋人。
ヴィンス
1作目で登場。当初はブライアンを良く思っていなかった。
ローマン
2作目で登場。プライアンの幼馴染。よくしゃべる陽気な性格。
テズ
2作目で登場。電子機器に精通している。
ハン
3作目で登場。飄々とした性格。4作目でも序盤に少し登場していた。
ジゼル
4作目で登場。そのときは敵のボスの部下として働いていたが、今回は仲間として参加。
ホブス
ドミニクを捕まえに来た捜査官。流れでドミニクと行動を共にする。今後はいかに?
エレナ
ホブスの通訳に抜擢された警官。今後、キーパーソンの1人となる。
2011 年 10 月 1 日公開
『ワイルド・スピード』シリーズ
1作目『ワイルド・スピード』
2作目『ワイルド・スピードX2』
3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』
4作目『ワイルド・スピード MAX』
6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』
7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』
8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』
スピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』