2019年 公開映画

ゲームを通してそれぞれの成長が描かれる『ジュマンジ/ネクスト・レベル』

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前作から短い期間で公開された続編です。

再び入ったテレビゲームの世界。

レベルアップしたステージをクリアできるか?

ストーリー

ゲームをクリアした2年前は高校生だったスペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーもそれぞれの道を進み、今は大学生。

しかし、あのときの興奮が忘れられず、粉々に破壊したはずの「ジュマンジ」をこっそり修理し始めるスペンサー。

その瞬間、またしてもゲームの中に吸い込まれてしまった。

スペンサーを救出するために再びジュマンジにログインする3人。

しかし壊れたゲームの世界はバグっており、なぜかスペンサーのお祖父ちゃんたちもジュマンジの中に入り込む。

そこはジャングルのみならず、砂漠、氷山など新たなステージが追加され、難易度もレペルアップ。

完全に無理ゲーと化したジュマンジ。

しかしゲームクリアしか、生きて現実世界に帰る手段はない。

 

短いサイクルでの続編

長い年月を経て復活し公開された前作『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』。

そこから立て続けに今作が公開されました。

ストーリーは前作の続きです。

ゲームをクリアして現実世界に戻ってきてから2年。

再びゲームの世界に戻ります。

登場人物も基本的には同じですが、ゲーム中のキャラクターが変更になりました。

ややこしいので後でまとめておきましょう。

 

実は深いストーリー

『ジュマンジ』シリーズのテーマとして、ゲームを通した成長が挙げられます。

主人公たちは現実世界でそれぞれコンプレックスを抱えています。

しかしゲームの中では、そのコンプレックスを解消するかのようなキャラクターに選ばれます。

あるいは当たり前にできていたことができなくなることも。

そしてゲームの中で成長を遂げていきます。

コンプレックスに対して自信を持ったり、困難さの中で人の痛みをわかるようになったり。

そしてまた現実世界に戻ってきたときには、新たな一歩を踏み出します。

実は示唆に富んだ映画なのです。

 

キャラクター変換

前作と今作のゲームキャラクターの対応関係をまとめておきます。

ゲーム主人公のスモルダー・ブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)は、ゲームおたくのスペンサーからスペンサーのおじいちゃんエディへ。

地図専門家のシェリー・オベロン教授(ジャック・ブラック)は、自撮りが大好きなベサニーからアメフト選手のフリッジへ。

セクシー美女戦士のルビー・ラウンドハウス(カレン・ギラン)は、ガリ勉タイプのマーサで変わらず。

動物学者のマウス・フィンバー(ケヴィン・ハート)は、フリッジからエディの友人マイロへ。

4人のメインキャラクターになれなかったスペンサーはくノ一のようなフリートフットへ。

そしてベサニーは馬(?)へ。

 

まとめ

新たな登場人物も加わり、レベルアップしたステージに立ち向かった今作。

現実世界ではすれ違いが生じてしまった人間関係も、ゲームでの協力を経てステップアップしました。

ゲームを通した成長が感じられる作品でした。

 

2019年12月13日公開

 

『ジュマンジ』シリーズ

1作目『ジュマンジ
2作目『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル