前作から短い期間で公開された続編です。
再び入ったテレビゲームの世界。
レベルアップしたステージをクリアできるか?
ストーリー
ゲームをクリアした2年前は高校生だったスペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーもそれぞれの道を進み、今は大学生。
しかし、あのときの興奮が忘れられず、粉々に破壊したはずの「ジュマンジ」をこっそり修理し始めるスペンサー。
その瞬間、またしてもゲームの中に吸い込まれてしまった。
スペンサーを救出するために再びジュマンジにログインする3人。
しかし壊れたゲームの世界はバグっており、なぜかスペンサーのお祖父ちゃんたちもジュマンジの中に入り込む。
そこはジャングルのみならず、砂漠、氷山など新たなステージが追加され、難易度もレペルアップ。
完全に無理ゲーと化したジュマンジ。
しかしゲームクリアしか、生きて現実世界に帰る手段はない。
短いサイクルでの続編
長い年月を経て復活し公開された前作『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』。
そこから立て続けに今作が公開されました。
ストーリーは前作の続きです。
ゲームをクリアして現実世界に戻ってきてから2年。
再びゲームの世界に戻ります。
登場人物も基本的には同じですが、ゲーム中のキャラクターが変更になりました。
ややこしいので後でまとめておきましょう。
実は深いストーリー
『ジュマンジ』シリーズのテーマとして、ゲームを通した成長が挙げられます。
主人公たちは現実世界でそれぞれコンプレックスを抱えています。
しかしゲームの中では、そのコンプレックスを解消するかのようなキャラクターに選ばれます。
あるいは当たり前にできていたことができなくなることも。
そしてゲームの中で成長を遂げていきます。
コンプレックスに対して自信を持ったり、困難さの中で人の痛みをわかるようになったり。
そしてまた現実世界に戻ってきたときには、新たな一歩を踏み出します。
実は示唆に富んだ映画なのです。
キャラクター変換
前作と今作のゲームキャラクターの対応関係をまとめておきます。
ゲーム主人公のスモルダー・ブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)は、ゲームおたくのスペンサーからスペンサーのおじいちゃんエディへ。
地図専門家のシェリー・オベロン教授(ジャック・ブラック)は、自撮りが大好きなベサニーからアメフト選手のフリッジへ。
セクシー美女戦士のルビー・ラウンドハウス(カレン・ギラン)は、ガリ勉タイプのマーサで変わらず。
動物学者のマウス・フィンバー(ケヴィン・ハート)は、フリッジからエディの友人マイロへ。
4人のメインキャラクターになれなかったスペンサーはくノ一のようなフリートフットへ。
そしてベサニーは馬(?)へ。
まとめ
新たな登場人物も加わり、レベルアップしたステージに立ち向かった今作。
現実世界ではすれ違いが生じてしまった人間関係も、ゲームでの協力を経てステップアップしました。
ゲームを通した成長が感じられる作品でした。
2019年12月13日公開
『ジュマンジ』シリーズ
1作目『ジュマンジ』
2作目『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』