ストーリー
ヴォルデモートの復活を目の前で見たハリー・ポッター。
しかし肝心の魔法省がその事実を受け入れず、それどころかハリーやダンブルドアを嘘つき呼ばわりする。
そんな中、吸魂鬼に襲われたとはいえ魔法を使ったという罪で裁判にかけられたハリー。
そこでは無実を勝ち取ることができたが、そこでいざこざがあった魔法省のアンブリッジがなぜかホグワーツの闇魔術に対する防衛術の先生に就任していた。
アンブリッジは座学ばかりに取り組み、実践は避けていたので、生徒が魔法を使う機会は奪われていく。
一方、復活したヴォルデモートはアズカバンからデスイーターを脱獄させ、着実に手下を確保していた。
ハリーは、幾度も夢に出てきてヴォルデモートが狙っている予言を手に入れるため、魔法省に乗り込んだ。
そこで目的の予言を手に入れたが、そこにデスイーターも登場する。
力に劣るハリー達はピンチを迎えるが、そこにシリウス・ブラックを含む不死鳥の騎士団が現れる。
不死鳥の騎士団は以前のヴォルデモートとの戦いで活躍した魔法使いの組織である。
なんとかデスイーターを追い払うことに成功したが、シリウス・ブラックを失うなど代償も大きかった。
これ以上の犠牲者を出さないため、ハリーはヴォルデモートを倒すことを決意する。
感想
5年生になったハリー。
復活したヴォルデモートを倒すためには魔法使いが一致団結しなければならないのに、恐れをなす者も多く、なかなか意思統一が図れない状況。
またホグワーツの校長であるダンブルドアを疑う者も多く、お目付け役として魔法省からアンブリッジが派遣されます。
ダンブルドアが生徒を使って反乱など起こさないように監視し、さらには実践力を鍛えないようにするという始末。
何かこう、現代にも見られる縮図のようなものを感じます。
ヴォルデモート率いる悪の組織に立ち向かう不死鳥の騎士団。
不死鳥の騎士団がカッコよく見える、こういう構図はヒーローものの映画では鉄板ですね。
2007 年 7 月 20 日公開
『ハリー・ポッター』シリーズ
1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』
2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
3作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
6作目『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
7作目『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
8作目『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』