伝説の殺し屋「ファブル」シリーズの2作目です。
殺しを禁じられた殺し屋がプロの普通を目指すストーリー。
意外と笑えるコメディな部分も多くて楽しめます。
ストーリー
どんな相手も6秒以内に仕留める伝説の殺し屋、ファブル(岡田准一)。
ある日、ボス(佐藤浩市)から「1年間、誰も殺すな。一般人として“普通”に生きろ」と命じられ、佐藤アキラという偽名で、相棒・ヨウコ(木村文乃)とともに一般人のフリをして暮らし始める。
毒舌で変わり者のアキラは、今日もバイト先の社長(佐藤二朗)と同僚のミサキ(山本美月)と関わりながら<プロの普通>を極めるため奮闘中。
一方この街では、表向きは子供を守るNPO代表でありながら、裏では緻密な計画で若者を殺す最狂の男・宇津帆(堤真一)が暗躍。
凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)とともに、かつて弟を殺した因縁の敵・ファブルへの復讐に燃えていた。
同じ頃アキラは、4年前のある事件で自分が救えなかった車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)と偶然再会する。
そしてこれが、大騒動へと発展するきっかけとなった。
シリーズ2作目
伝説の殺し屋ファブルを描いた、シリーズ2作目です。
原作のマンガを読んだことはなく、映画だけ見ています。
とにかく強いファブルが、ボスからの命令で誰も殺さずに一般人として生活を送ることに。
そんなときに限って宿敵が現れるもの。
命を狙われても、ボスの命令を守りぬくことはできるのか。
シリアスとコミカルが入り混じるストーリー
殺し屋の話なので基本はシリアスな展開です。
しかし殺し屋としての能力が超一流の反面、世間の常識からはかけ離れているので、一般人の当たり前が当たり前ではありません。
そこにコミカルさが生まれて、コメディのような場面も多数出てきます。
思ったよりも楽しく見ることができる映画です。
木村文乃さん演じるヨウコがカッコいい
ファブルの相棒で妹の役を務めているヨウコ。
彼女もまた、かなりの強さを秘めています。
敵の殺し屋・鈴木と相対したときの戦いぶりは見事で、演じている木村文乃さん共々カッコいいなと思いました。
まとめ
なかなかのアクション映画です。
見どころはやはり、ファブルの普段の生活と殺し屋の仕事のときのギャップでしょう。
それがキャラクターの親しみやすさを生んでいます。
2021年6月18日公開
『ザ・ファブル』シリーズ
1作目『ザ・ファブル』