ホワイトハウスからロンドンへ。
各国の首脳を狙ったテロから大統領を守れるか?
用意周到なテロリストに追い詰められていく中で、再びマイクが奮闘する。
ストーリー
イギリスの首相が死去、その葬儀に各国の首脳が集まったロンドンでテロが発生した。
周到に準備された攻撃により多くの要人が犠牲となる中、アッシャー大統領(アーロン・エッカート)とシークレットサービスのマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)は脱出を試みる。
何とか敵の攻撃を振り切り、空港へ向かうヘリコプターに乗って危機を脱したかに見えた矢先にミサイル攻撃を受け、ヘリコプターは墜落。
一命を取り留めたアッシャー大統領とバニングは徒歩でロンドンの街を逃げ回る。
敵の狙いはアッシャー大統領の命。
そうはさせまいとバニングが孤軍奮闘するが、遂には敵の攻撃に屈して大統領を連れ去られてしまう。
大統領を助けるため、バニングはテロリストのアジトに乗り込んでいく。
舞台はホワイトハウスからロンドンへ
シリーズ2作目です。
主人公は米国大統領のシークレットサービスであるマイク・バニング。
前作では、テロリストに占拠されたホワイトハウスで大統領を救出するために孤軍奮闘。
圧倒的な強さでホワイトハウスを奪還するところが見どころの映画でした。
本作の舞台はロンドン。
敵の攻撃をかいくぐろうとするも、周到に準備された執拗な攻撃に一時は屈してしまいます。
それでも大統領を救う使命をまっとうしようとするバニングの圧倒的な強さが敵を追い詰めます。
主人公が強すぎますが、やっぱり映画はこうでないと。
やや物足りない?
前作も今作もそうですし、同系統の映画でもそうですが、厳重な警備が崩れるときはその影に裏切り者がいるものです。
信頼されていた味方から裏切られれば、どんなに厳重な警備でも水泡に帰してしまいます。
前作に引き続きおもしろかったですが、やや物足りなさも感じました。
時間が90分ちょっとだからだと思います。
やっぱり映画は2時間程度はほしいですね。
シークレットサービス
そもそも現実のシークレットサービスはどんなものなのか調べてみました。
シークレットサービスは、警護を担当するエージェント3,200人、制服部隊1,300人、技術・管理部門2,000人からなる6,000人以上の職員を抱えている。
アメリカ合衆国シークレットサービス-Wikipediaより引用
少数精鋭なイメージがありましたが、思ったよりも大きな組織でした。
そして大統領護衛の仕事はかなり過酷のようです。
シークレットサービスの大統領護衛部門の仕事はシフト制であり、2週間単位で昼勤、深夜勤、夜勤が入れ替わる。これが終わると2週間のトレーニング期間に入り、トレーニング期間が終了すればまた仕事に戻る形となっている。警護中は食事を摂ることも、雨の中で傘をさすことも出来ないなど肉体的に過酷であり、だいたいは4、5年で限界が来るとされる。
アメリカ合衆国シークレットサービス-Wikipediaより引用
まとめ
このシリーズ、自分的にピンポイントで見るのが楽しいです。
準備万端の敵の攻撃に対して迎え撃つマイクの強さ。
今後の活躍も楽しみです。
2016年5月28日公開
『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズ
1作目『エンド・オブ・ホワイトハウス』
3作目『エンド・オブ・ステイツ』