ストーリー
かつて大規模なテロから世界を救った英雄マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)。
今もシークレット・サービスとしてトランブル大統領(モーガン・フリーマン)の下で任務に付いていたが、長年の激務と歴戦の負傷に苦しんでいた。
そんなある日、休暇中の大統領の元に空から大量のドローン爆弾が襲いかかる。
身を挺して大統領を守ったことで意識を失ったマイクだが、目を覚ますと大統領暗殺を企てた容疑者として拘束されてしまった。
何者かがマイクに濡れ衣を着せようとしていたのだ。
なんとか隙を突いて逃げ出したマイクは、自らの無実を証明して真実を明らかにするため、1人で立ち上がる。
傷だらけの英雄マイク・バニングの最後の戦いが始まる。
感想
シリーズ3作目です。
これまで数々の危機を救ってきたマイクが、本作では大統領暗殺犯として罪を着せられそうになります。
これまで積み上げてきたはずの栄光の数々。
濡れ衣とはいえ、それがあっという間に崩れていく様は恐ろしいものです。
そしてそれを覆していくのもまたそんなに簡単なものではありません。
証拠があまりにも揃いすぎていて、マイクにとっては圧倒的に不利な状態。
仲間もいない中、自らの無実を証明するため、そして真犯人の狙いを阻止するために立ち上がります。
本作はとても見応えがありました。
時間が短かったのもあって2作目はやや物足りなさを感じていましたが、本作は十分でした。
1作目も良かったですが、本作もオススメです。
アクションシーンはだいぶ激しかったです。
特にドローン攻撃の場面、予告でも強調されていた山中での爆破シーン、そして最後の敵との戦闘シーン。
これぞ映画だなと思う場面の数々でした。
ドローン
映画で登場した爆撃用の高性能な小型ドローン。
これまでドローンというと、私は空を飛ぶラジコンカーみたいなイメージを持っていました。
おもちゃみたいなもので、よく空撮用に使われているアレです。
でも最近の映画を見ていて、無人偵察機のような軍事目的のドローンもあることを知りました。
むしろこちらのほうがポピュラーなのかもしれません。
偵察用だけではなく、ときにはミサイルで攻撃することもあるわけです。
わりと衝撃だったのは『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』を見たときでした。
基地にいながらにして、ドローンを使って偵察し、遠隔で敵を攻撃する。
もはやこんな戦い方をしている時代なのかと驚きました。
2019 年 11 月 15 日公開
『エンド・オブ・〇〇』シリーズ
1作目『エンド・オブ・ホワイトハウス』
2作目『エンド・オブ・キングダム』