マフィアに追われる少女を救ったのは元最強の刑事。
次々に襲ってくる相手から1人で少女を守り切れるのか。
いつもの強いジェイソン・ステイサムを見ることができます。
ストーリー
かつてニューヨーク最強の刑事と言われていた元市警のルーク・ライト(ジェイソン・ステイサム)。
現在はマイナーな総合格闘家として、しがない生活を送っていた。
ある日、八百長試合で誤って相手をKOしてしまったルークは、その試合で大損害を被ったロシアン・マフィアに妻を惨殺されてしまう。
ルークは生きる気力を失い、地下鉄のホームで飛び込み自殺をはかろうとした。
そのとき1人の中国人少女が目に入った。
妻を殺したロシアン・マフィアたちがその少女を追いかけていることに気づいたルークは、ロシアン・マフィアを倒して少女を助けた。
しかし今度は、チャイニーズ・マフィアや市警の汚職グループからも追われるようになる。
その理由は、少女の持つ特殊能力にあった。
いつもの圧倒的な強さ
とにかく強い男、ジェイソン・ステイサムが主演の映画です。
最近は数々のヒット作に出演しているジェイソン・ステイサムからすると、マイナーな作品でしょうか。
公開が2012年とやや古めです。
アクションの面から言うと、さすがジェイソン・ステイサムと感じる映画です。
ロシアン・マフィアにチャイニーズ・マフィア、そして現職の汚職警官まで、これでもかと敵がやってきますが、力強いアクションで退けます。
その場で調達できるので、武器を持っていなくても関係ありません。
一方で、内容はあまりピンとこなかったです。
少女を追いかける敵たちの執着が強すぎて、たしかに大事な情報を持っていたかもしれませんが、関係ない人たちが問答無用で殺されてしまうのはいたたまれなかったです。
行き過ぎてしまうとちょっと冷めてしまうのです。
あと、この頃のジェイソン・ステイサムの出演作『PARKER パーカー』や『ハミングバード』、『バトルフロント』が似通っているのも理由かもしれません。
瞬間記憶能力
いろいろな悪者から追われていた中国人少女が持っていたのが瞬間記憶能力です。
その能力を悪事に使われていました。
瞬間記憶能力は映画だけの話ではなく、実際にそのような特殊能力を持った人たちもいます。
カメラアイとも言われるその能力を持ってすれば、一度見たものは忘れないそうです。
それだけ聞くと、そんな能力があればテストも楽なのに、と思ってしまいます。
しかし、どんなものにもデメリットは付き物。
瞬間記憶能力は逆に言うと忘れられないので、そのことで苦しむ人も多いとのこと。
そして、このことを調べると出てくるのが、サヴァン症候群の話です。
サヴァン症候群を抱えている人たちは記憶力を含め、さまざまな天才的能力を持っているとされています。
まとめ
ジェイソン・ステイサムの強さはいつものとおり。
内容はちょっと、、、でしたがアクションには満足しています。
予告のキャッチコピーがアレですが…
2012年10月13日公開