ストーリー
スペインの海辺のリゾート地に、家族とバカンスにやってきたアメリカ人の青年実業家ウィル(ヘンリー・カヴィル)。
クルーザーで一時のバカンスを楽しむ予定だったが、自分の会社が倒産の危機にあることを知り、気が気でなくなる。
そのせいで弟の恋人に怪我をさせてしまったので、ウィルは薬を買いに出かけた。
しばらくしてクルーザーに戻ると誰もいなくなっていた。
不審に思って地元の警察に捜査を依頼したところ、なぜか襲われそうになった。
必死でその場を逃げ出し彷徨っていると、いなくなったはずの父マーティン(ブルース・ウィリス)と再会する。
2人で逃げている途中で、ウィルはマーティンが CIA の工作員であり、そのことで家族が狙われたことを知る。
感想
家族が突然いなくなり、見に覚えがないのに突然トラブルに巻き込まれた主人公。
そこで初めて、普通の仕事をしていると思っていた父親が CIA の工作員だったことを知ります。
この手のストーリーはよくあります。
あらすじや予告を見た感じではおもしろそうだなと思いました。
主人公が少しずつ事態を認識し、そしてトラブルを解決していく。
その過程で敵か味方かわからない人たちに出会い、裏切られながらも敵を倒していく。
王道ですがハズレもないストーリーです。
特にこの映画は、ブルース・ウィリスとシガニー・ウィーバーという大物俳優が出ていることもあり期待していたのですが、、、
何ともパッとしない映画でした。
あまり意外性もなく、見せ場もなく、ストーリーもよくわからなかったです。
ブルース・ウィリスが出演している映画はおもしろいものも多いですけど、たまに「あれっ?」と感じる映画があります。
たくさん映画に出演しているからということもあるでしょうけど。
洋画の原題と邦題の違い
この映画の原題は『The Cold Light of Day』です。
洋画の原題と邦題が違うことはよくありますが、なぜこのタイトルにしたのだろうと思うことがあります。
たしかにこの原題だとよくわかりませんし、適当な訳を当てることすら私にはできません。
邦題にもいろいろなパターンがあります。
『ミッション:インポッシブル』(原題『Mission:Impossible』)のように、英語をそのままカタカナにしたもの。
『ワイルド・スピード』(原題『The Fast and the Furious』)のように、原題と異なる英語を使ったもの。
『素晴らしきかな、人生』(原題『Collateral Beauty』)のように、原題の直訳とは違う邦題が付いているもの。
直訳したものはあまり無いかもしれません。
いずれにしても、タイトルを付ける人のセンスが問われます。
2012 年 10 月 27 日公開