5作目にしてシンジケートのボスが登場。
血も涙もない凶悪な敵を相手にどう戦うか。
トム・クルーズ自らのスタントも過激さを増していました。
ストーリー
正体不明の犯罪組織「シンジケート」を追うIMFのイーサン・ハント(トム・クルーズ)。
しかしロンドンを訪れた際、シンジケートの罠にはまり、捕まってしまう。
拷問を受けそうになるが、シンジケートの一員であるイルサ(レベッカ・ファーガソン)に助けられ、脱出に成功した。
その頃IMFは、CIA長官のアラン(アレック・ボールドウィン)からシンジケートに加担しているとみなされ解体、イーサンは反逆者とされてしまう。
追われる身となったイーサンだが、ベンジー(サイモン・ペッグ)の協力を得てシンジケートの調査を進めていたところ、イルサに再会する。
イルサがイギリスの諜報員であることを知ったイーサンは協力して、シンジケートにつながる重要なデータを盗むミッションに乗り出す。
シンジケートのボスと美しいイルサが登場
シリーズ5作目です。
ローグ・ネイションとは、ならず者国家の意味。
元諜報員たちが集まってできた、ならず者国家であるシンジケート。
そして後に宿敵となるシンジケートのボス、ソロモン・レーンが登場します。
そしてまた、印象的な出会いを果たすイルサも登場します。
イルサについては、オペラ会場でライフルを構えるシーンがとても美しくて目を奪われました…
世界を股にかけた活躍
『ミッション:インポッシブル』シリーズは世界を舞台にしているので、どの作品もいくつかの国や地域を訪れていることに気づきました。
直接ストーリーには関係しませんが、飛行機に掴まったまま飛び立つ最初のシーンはベラルーシ。
そこからロンドン、オーストリアのウィーン、モロッコのカサブランカ、そして再びイギリスへ。
世界を股にかけている様子がよくわかります。
そして今回のチームは、イーサンの他にベンジー、ルーサー、そしてブラント。
安定感のあるベストなチームです。
危険なスタントシーン
特に前作から目立ってきたトム・クルーズ自身による過激なスタントシーン。
この作品でもたくさん出てきます。
まずは何と言っても、最初に出てくる飛行機の外側に掴まったまま飛び立つシーン。
このようなシーンは映像技術で何とでもなりそうなのに、リスクを承知で自らやってのけてしまいます。
命綱をたくさん付けていてもやりたくないのですが…
それから水中のシーン。
ここも実際に何分か潜って撮影したと聞きました。
そのために訓練したとも。
リスクの高いシーンを自ら演じるために、きちんと訓練をして取り組む姿勢に畏怖の念を抱きます。
バイクも自分で運転していたようです。
チャレンジ精神に感服しながらも、怪我や事故にはくれぐれも注意してもらいたいです。
まとめ
イーサンの行動が誤解を招き、解体までされてしまったIMF。
シンジケートのボスはただでさえ強敵なのにバックアップもなく、逆に追い詰められてしまいます。
トム・クルーズのスタントに目を奪われがちですが、ストーリーにも要注目です。
2015年8月7日公開
『ミッション:インポッシブル』シリーズ
1作目『ミッション:インポッシブル』
2作目『ミッション:インポッシブル2』
3作目『ミッション:インポッシブル3』
4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
7作目『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』