2006年 公開映画

今後のシリーズと深く関わっていく節目の作品『ミッション:インポッシブル3』

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

シリーズ3作目。

ここから、ストーリーや登場人物が後のシリーズと深く関係してきます。

冒頭にインパクトのあるシーンがあり、よく覚えている作品です。

ストーリー

第一線を退き、訓練教官を努めているイーサン(トム・クルーズ)。

恋人のジュリア(ミシェル・モナハン)と婚約し、充実した日々を送っていた。

そこへ上司から連絡が入る。

イーサンの優秀な教え子であったリンジーが任務の最中に敵に捕まってしまったという。

救出に向かったイーサンだったが、救出直後に頭に埋め込まれた爆弾によりリンジーは死亡する。

背後にブラックマーケットの商人であるデイヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)が絡んでいることを知ったイーサンは、バチカンでデイヴィアンの拉致に成功。

しかし移送中に襲撃され、デイヴィアンは逃亡。

そしてさらにジュリアが敵に拉致されてしまった。

ジュリアを助けるため、イーサンは危険な任務に取り組む。

 

印象的な冒頭シーン

映画の冒頭から印象的なシーンが出てきます。

デイヴィアンに捕らえられているイーサン。

そして目の前には、同じく捕らえられている婚約者のジュリア。

10数える間にデイヴィアンにとって大事な「ラビットフット」なるものの在り処を言わなければ婚約者が殺される、という場面。

カウントダウンが始まり、後がなくなってついに、、、

というところで時間が巻き戻り、事の発端からスタートします。

 

バチカンへの侵入シーン

『ミッション:インポッシブル』シリーズで見ていて楽しいのは、どこかへ潜入するシーン。

今回はバチカンに侵入するところが楽しかったです。

壁をよじ登ってカメラに細工をし、壁から降りるシーンでは1作目のあの名場面を思わせ、降り立ったらサッと着替えて何食わぬ顔で歩き出す。

そして目的を果たすために、チームメンバーそれぞれが必要な仕事を的確にこなしていく。

よく考えられた作戦で筋書きどおりに進んでいくところが好きです。

 

キーパーソンたち

この3作目では、後のシリーズにも登場して重要な役割を果たすキーパーソンたちが出てきます。

そこに注目して見ると、今後の役に立つでしょう。

 

ジュリア(ミシェル・モナハン)

イーサンの婚約者であり、とても大事な存在です。

イーサンの任務が任務だけに悪者から狙われてしまうため、後に苦渋の決断を迫られます。

 

ベンジー(サイモン・ペッグ)

情報解析のプロ。

イーサンのチームではなくIMF内部で働いている人物で、イーサンから内密の頼み事をされ、手伝うことに。

これをきっかけにイーサンと深く関わるようになります。

 

ルーサー(ヴィング・レイムス)

1作目からイーサンと同じチームで任務を遂行し、イーサンにとっても信頼できるパートナーです。

 

まとめ

シリーズでは欠かせない、不可能とも思える潜入作戦が見逃せません。

そして、イーサンにとって大切な存在のジュリアを守り切れるのか。

そこがこの作品だけでなくシリーズのポイントの1つとなるため、要注目です。

 

2006年7月8日公開

 

『ミッション:インポッシブル』シリーズ

1作目『ミッション:インポッシブル
2作目『ミッション:インポッシブル2
4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
5作目『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト
7作目『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE