優秀なのに型破りで問題も多い部隊。
そんな彼らが湖に沈んだ金塊を引き上げることに。
敵もいる中、気づかれずに引き上げることはできるのか?
ストーリー
世界最強の特殊部隊、ネイビーシールズ。
その中でも特に腕の立つ5人の部隊がいた。
しかし無茶な行動を繰り返し、上官に指導されることもしばしば。
あるとき、メンバーの1人が現地で知り合った女性から、ナチスが持っていた3億ドルの金塊が眠っている湖がある、という情報を手に入れた。
それがあれば紛争を終わらせ、国を建て直すことができる。
どうせ成し遂げるなら大きいことを、と意気揚々、5人は湖に沈んだ金塊を引き上げることにした。
しかし時間は8時間と限られており、また彼らにつきまとう輩もいる。
敵に気づかれずに、決められた時間内で金塊を引き上げることができるか。
アウトサイダーたちの無謀な挑戦が始まる。
型破りな男たち
能力は秀でているのに自由奔放でいろいろとやらかしてしまう男たち。
一体、問題を片付けているのか、それとも引き起こしているのか。
しかし実は信念を持っていて、無理を承知でトライして、でもタイミングや巡り合わせの問題で事情をわかってもらえないことが誤解を生んでしまう。
そんなチームが主役のこの映画。
ド派手な戦闘シーンあり、緻密な潜入シーンあり。
こういう映画、やっぱり好きです。
各分野のプロフェッショナル
どうやって3億ドルもの金塊をこっそり運ぶのか。
水中での作業、限られた時間の中で、そもそもどうやって金塊を引き上げるのか。
頼れるリーダー・マット、数学の天才・ベン、調達屋・カート、武器のスペシャリスト・JP、そして色男(?)・スタントン。
それぞれの得意分野を合わせることによって、アッと驚く解決策を見出します。
金塊
この映画では、金塊の重さが27トン、価値にして3億ドルに及ぶとされています。
映画の設定は1995年ですので、当時の金の価格から、これらの数値を見直してみましょう。
田中貴金属工業のホームページによると、1995年当時の金の平均小売価格は1グラムあたり1,209円でした。
したがって、27トンの金は32,643,000,000円の価値となります。
また1995年当時、1ドルはおよそ80円程度。
結果、27トンの金はおよそ4億ドルと計算されます。
こうしてみると映画の設定に無理のないことがわかります。
ちなみに2020年4月30日現在、金の小売価格は6,521円、また1ドルはおよそ106.5円です。
そうすると27トンの金の価値は…
あとは想像におまかせします。
まとめ
卓越した戦術で特殊部隊が活躍する。
そんな映画が好みなので、やっぱり見てしまいます。
見ごたえある映画でした。
2018年1月12日公開