最恐の殺し屋「メカニック」。
依頼により恩人に手を掛けることになったが、なぜかその息子と行動を共にすることに。
いつか仇として対峙するときがくるのか？
ストーリー
完ぺきな仕事ぶりから「メカニック」と呼ばれる殺し屋のアーサー・ビショップ（ジェイソン・ステイサム）に、恩人であり友人でもあるハリー・マッケンナ（ドナルド・サザーランド）の暗殺命令が下る。
組織を裏切る行為をとったハリーにとまどいつつも、アーサーは任務を遂行した。
その後、アーサーはハリーの息子スティーブ（ベン・フォスター）から、父の仇を取るためにメカニックになるための技術を教えてほしいと頼まれる。
アーサーは複雑な思いを抱えたまま、仇が自分であることを打ち明けずにスティーブを助手に迎えることにした。
そして、いつか自分の敵となるかもしれないスティーブに殺しのテクニックを叩き込んでいく。
奇妙な関係
自然死に見せかけて殺人の痕跡を残さない暗殺屋、メカニック。
雇い主から依頼があれば、確実に暗殺を遂行します。
そんなメカニックに課された新たな仕事は恩人の暗殺。
どんな相手であっても任務を遂行することが最優先のメカニック。
この任務も遂行しますが、なぜかその息子とメカニックの仕事をすることになります。
コンビとして仕事を続けていく中で徐々に疑念が持ち上がり、ついに真実に気づいたとき復讐に目覚める、そんなストーリーです。
鮮やかすぎる完ぺきな殺し屋
この映画の見どころは「強すぎる主人公」です。
ただ単に強くてド派手に標的を倒すわけではありません。
標的について調べ上げ、用意周到に準備し、実行段階ではあくまで静かに手際よく。
暗殺の手口が鮮やかすぎて、逆に恐ろしさが際立ちました。
一方で手際の良さが信条のメカニックであっても、怒りの感情に支配されると容赦ありません。
ストーリーも、単純にアーサーとスティーブの対決ではなく、騙し騙されの状況があっておもしろかったです。
ジェイソン・ステイサム
いつの頃からか、強い男の代名詞のような存在になったジェイソン・ステイサム。
この『メカニック』のアーサーのように、強い役柄を演じることが多いです。
シリーズもので言うと『メカニック』の他にも、『トランスポーター』や『エクスペンダブルズ』、『ワイルド・スピード』などが挙げられます。
他にも『ミニミニ大作戦』や『デス・レース』、『キラー・エリート』、『PARKER／パーカー』などなど、多数の出演作を見てきました。
強くなりすぎて、『MEG ザ・モンスター』ではついに人ではなく怪物を相手にするようになりましたしね。
ジェイソン・ステイサムが出ている映画は好きなものが多いので、これからも出演作をしっかりチェックしていきます。
まとめ
これぞジェイソン・ステイサムと言える役柄でした。
圧倒的な強さを見せてくれます。
やっぱりジェイソン・ステイサムはこうでないと。
2011年８月13日公開
『メカニック』シリーズ
２作目『メカニック：ワールドミッション』
