2016年 公開映画

真似をしてはいけない命知らずの世界『X-ミッション』

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ストーリー

若き FBI 捜査官ジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)に、超一流アスリートチームに潜入せよとのミッションが下される。

エクストリームスポーツのカリスマ、ボーディ(エドガー・ラミレス)が率いるこの集団には、重大な疑惑がかけられていた。

その天才的なスポーツスキルを駆使して、前代未聞の方法で次々と犯罪に手を染めているというのだ。

自らも元アスリートであるユタは、ボーディに度胸と才能を認められ、チームに潜入することに成功した。

しかしながら、命を危険に晒しながら共に行動するうちに、ユタはボーディの究極の信念に心が奪われていく。

はたしてユタは FBI 捜査官としての任務を果たし、彼らを捕まえることができるのか?

感想

エクストリームスポーツを題材にした映画です。

著名な出演者で惹きつけるというよりは中身で勝負といった感じです。

通常であれば不可能に見える環境であっても、エクストリームスポーツに取り組んでいる彼らにとっては不可能ではない。

そのスキルを犯罪に利用しています。

しかし彼らは犯罪とは思っておらず、人助け、あるいは正義感から行動を起こしていると信じています。

予告を見ると危険を伴うアクションシーンに目が行きがちですが、実は信念とも言える心の在り方もこの映画の大事な要素です。

彼らが挑む難関。

それは自然が巻き起こす大きな壁です。

一歩間違えば命を落としてしまう、そんな危険なミッションに向かってしまう気持ちは私にはわかりません。

しかもこれが映画の中だけの話ではなく、実際にそういう人たちはいるわけですし、この映画も CG は使っていないそうです。

正直なところ、迫力というよりも恐怖を感じてしまいます。

エクストリームスポーツ

この映画のメインテーマでもあるエクストリームスポーツ。

きっとどこかで一度は目にしたことがあると思いますし、YouTube でいくらでも動画が出てきます。

エクストリームスポーツ(extreme sports)とは、速さや高さ、危険さや華麗さなどの「過激な (extreme)」要素を持った、離れ業を売りとするスポーツの総称。

エクストリームスポーツ-Wikipediaより引用


スノーボードでの急斜面の滑降に大波でのサーフィン、命綱を付けないロッククライミングに空を飛ぶウイングスーツなどなど。

映像を見ているだけで寿命が縮まりそうなのに、こんなことを実際にやっている人がいるというのが何とも恐ろしいです。

ただ、スポーツとして取り組んでいるものと、ただ単に危険なことをやっているものとは区別する必要がありますね。

2016 年 2 月 20 日公開