ストーリー
チャーリー・タウンゼント探偵事務所で働く3人の美人女性探偵ナタリー(キャメロン・ディアス)、ディラン(ドリュー・バリモア)、アレックス(ルーシー・リュー)。
今度の任務は奪われた証人保護プログラムの名簿を奪還すること。
犯人を追跡するため、ビーチでサーフィンをし、バイクレースに参加するなど、あちこちを飛び回る。
標的とされていた少年を助けることに成功したが、犯人は別の人間に殺されてしまった。
事態が複雑になる中、ナタリーらは元エンジェルのマディソン・リー(デミ・ムーア)と出会うが彼女は敵だった。
また、ディランの過去に関係する男も敵として立ちはだかる。
エンジェルたちは絶体絶命のピンチを乗り越えられるのか。
感想
シリーズ2作目です。
エンジェルと呼ばれる美人探偵3人組が活躍するこちらの映画。
自由奔放に振る舞いながらも任務を遂行していく彼女たちのキャラクターが魅力なのでしょう。
そう、何と言ってもキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューが演じるキャラクターの個性がそれぞれ強く、クセが強いのです。
そこで成り立っている映画と言っても過言ではありません。
今回は敵役としてデミ・ムーアも登場し、出演者の豪華さに拍車がかかっています。
内容は、良くも悪くもざっくりとしています。
ハリウッド映画らしいエンターテインメント映画だと思います。
魅せ方もやや雑な感じで、好き嫌いが分かれそうな映画ではあります。
ゴールデンラズベリー賞の最低続編賞に輝いてしまったようで、そのことからも一般的な評判は推し量れることでしょう。
そのためなのかどうかは定かではありませんが、しばらく続編はなく、今年リニューアルして帰ってきました。
ゴールデンラズベリー賞
別名ラジー賞とも呼ばれるゴールデンラズベリー賞をご存知の方も多いでしょう。
アカデミー賞の前夜に最低の映画を選ぶという、何ともアメリカらしい賞です。
最低作品賞や最低主演男優賞、女優賞などがあります。
聞いたこともないようなマイナーな映画が出てくるのかと思いきや、過去には『ランボー』や『トランスフォーマー』、『キャッツ』などが選ばれていることもありました。
ラジー賞といえば授賞式にはほとんど誰も来ませんが、最低主演女優賞に選ばれた(そして翌日にはアカデミー賞の主演女優賞にも選ばれる)サンドラ・ブロックが登場した逸話を思い浮かべます。
トークで会場を沸かせたそうですが、サンドラ・ブロックのそんなユーモアのあるところが好きです。
2003 年 6 月 28 日公開
『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ
1作目『チャーリーズ・エンジェル』
3作目『チャーリーズ・エンジェル』