久しぶりの続編です。
出演者が変わり、いろいろなものが現代風になり、趣がだいぶ変わりました。
それが吉と出るのか、凶と出るのか。
ストーリー
チャーリー・タウンゼント社で特殊訓練を受けたエリート女性エージェント組織「チャーリーズ・エンジェル」。
彼女たちは世界各地に拠点を置き、平和のために隠密に活動している。
ある日、巨大テクノロジー企業に勤める天才プログラマーのエレーナ(ナオミ・スコット)は、自身が開発した新エネルギー源を会社が武器として軍事利用していることに気づき、エンジェルたちに調査を依頼。
それがきっかけで、エレーナは命を狙われることになった。
変装と潜入を得意とするサビーナ(クリステン・スチュワート)と元MI6であらゆる武器を自在に操るジェーン(エラ・バリンスカ)はエレーナを守りながら調査を開始。
そこで彼女たちは内部に疑わしき人物を見つける。
しばらくぶりの続編
シリーズ3作目です。
とはいえ前作の『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』は2003年公開の映画なので、17年も経っての続編です。
今回は最初から3人のエンジェルではなく、後にエンジェルとなるエレーナは最初は他の2人のエンジェルであるサビーナとジェーンに守られています。
行動を共にするうちに素質が少しずつ芽生え、いつの間にかチームの一員となりました。
続編でも趣はだいぶ違います
主役の3人が一新されたこともあり、前2作とは別物の作品とも言えます。
ストーリーはともかくキャラクターの個性が中心であった前2作に比べて、主役の個性がやや顔をひそめた分、ストーリーはしっかりしていました。
使用する武器も進化し、スタイリッシュになった印象です。
このあたりは時代の移り変わりによる自然の流れでしょう。
前2作の強烈な個性が好きだった方からすると本作は物足りないところもあったかもしれませんが、私は本作のほうが好きでした。
ダニカ・パトリック
もともとこのシリーズはドラマとして放送されていて、ドラマに出ていた出演者もところどころで登場していました。
また、エレーナがエンジェルになるため、最後のほうで特訓を受けているシーンがありました。
そこでわずかなシーンでしたが、ドライビングを教えるコーチとしてダニカ・パトリックが出ていたので「おっ」と思いました。
女性ドライバーの中では最も有名ではないかと思われるダニカ・パトリック。
とても美しい方である反面、その外見とは裏腹にとても強気な性格で、アグレッシブなバトルがコース内外(?)でよく見られました。
ツインリンクもてぎで初優勝したレースを現地で観戦していたのは良い思い出です。
まとめ
設定は共通するものがあるので、続編といえば続編です。
ただ、やはり前2作と雰囲気はだいぶ変わっています。
私は「あり」でしたが、前2作のような作品を求めている場合は違和感があるかもしれません。
2020年2月21日公開
『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ
1作目『チャーリーズ・エンジェル』
2作目『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』