2006年 公開映画

シリーズの中では違和感があります『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』

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ストーリー

レース好きの高校生ショーン(ルーカス・ブラック)はストリート・レースで事故を起こして警察に捕まり、そのことに愛想を尽かした母親は日本に住んでいる父親の下へショーンを送る。

車に近づくことさえ禁止されたショーンだったが、高校で知り合ったトゥインキー(バウ・ワウ)に誘われ、車好きの集まりに参加する。そこでレースに参加するが、ドリフトテクニックに長けたタカシに挑んで惨敗を喫する。

雪辱を果たしたいショーンはタカシとつるんでいたハン(サン・カン)に協力してもらい、ドリフトの特訓に励む。しかしその過程で金銭トラブルに巻き込まれ、タカシに追われた結果、ハンは命を落としてしまった。

ショーンはタカシと決着をつけるため、峠道でのドリフト勝負に挑む。

感想

シリーズ3作目です。

東京が舞台となっている本作は、前2作や今後続いていくシリーズの中ではちょっと浮いている感じがあります。日本人から見るともどかしく感じる、海外映画によく出てくる独特な日本の描き方もまた、浮いた感じを助長させているように思います。

しかしながら、シリーズにおいて重要な登場人物の1人となるハンが出てきたり、後のシリーズの伏線になっていたりするところがあるので、たとえ違和感があったとしても見ないわけにはいきません。

『ワイルド・スピード』シリーズは必ずしも1作目から順番に時系列に並んでいるわけではないのがポイントです。時系列で見ると、実は本作はシリーズの中でも後ろのほうに位置します。正直なところ、本作だけだと微妙ですが、シリーズ全体の流れを考えるとわりと重要な作品です。シリーズを見続けるとわかります。

ストーリーは微妙でも、相変わらず車はカッコよかったです。

ドリフト

タイトルにもあるとおり、本作では単に車が速いだけではなく、いかにドリフトを使いこなすかが重要になってきます。

このドリフト。映像ではよく見たことがありますが、はたしてドライバーはどんなドライビングをしているのでしょうか。

しようとは思わないですけどちょっと調べてみました。…がよくわかりませんでした。やったこともなければ乗ったこともないので、まったくと言っていいほどイメージがわきません。

基本的にはタイヤが滑っている状態なので恐ろしそうです。昔、自動車学校かどこかで、ハイドロプレーニング現象の体験をして、ハンドルやブレーキがまったく効かない状況に焦りまくった記憶はありますから。。。

2006 年 9 月 16 日公開

『ワイルド・スピード』シリーズ

1作目『ワイルド・スピード
2作目『ワイルド・スピードX2
4作目『ワイルド・スピード MAX
5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX
6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION
7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION
8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK
スピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ