こんなにおもしろい作品だったとは!
最後のひっくり返しっぷりが心地よいです。
ドラマを見ていなくても楽しめました。
ストーリー
華麗に大胆に人を騙し続けるコンフィデンスマン、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)。
次なるオサカナは、香港マフィアの女帝で、その冷酷さから<氷姫>という異名を持つラン・リウ(竹内結子)。
彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙って3人は香港へ。
ランに取り入ろうと様々な策を講じるが、なかなかエサに食いつかず苦戦する。
そんな中、天才詐欺師ジェシー(三浦春馬)が現れ、同じくランを狙っていることがわかる。
そして、以前ダー子たちに騙され恨みを持つ日本のヤクザ・赤星(江口洋介)の影もちらつき始め、事態は予測不可能な展開に。
騙し騙されの三つ巴の戦いを制するのは誰なのか!?
騙し合いバトルのおもしろさ
ドラマから映画化された作品です。
ドラマを見たことはありませんでしたが、おもしろいと勧められたので見てみました。
そしてたしかにおもしろかったです!
「騙し騙され」という表現がぴったり。
終盤にかけて二転三転するスピード感が良かったです。
そして見事な終わり方。
あまりにも自分の想像を超えた展開がやってくると混乱し、それがまた騙された感覚を強めてくれるものです。
そもそもどこから騙し合いが始まっていたのかと、もう一度始めから見返したくなるストーリーでした。
また、良いエンディングだったので、スッキリもしました。
ドラマがチェックしにくいのはなぜ?
きっとドラマもおもしろかっただろうな、と思いました。
というわけでドラマを見たいのですけど、Amazon PrimeでもHuluでも見られないのです。
(Amazon Primeは別途チャンネルを契約すれば見られますが…)
海外の映画やドラマに比べると、日本の映画やドラマは見られないことが多いような気がします。
出し惜しみされている感がありますね。
コンフィデンスマン
コンフィデンスマンとは信用詐欺師のこと、と説明されています。
英語であることから、英語での説明もあるだろうと思って調べたら、次のように書いてありました。
A confidence man is a practitioner of confidence tricks.
Confidence man-Wikipediaより引用
コンフィデンスマンとは取り込み詐欺の専門家である。
そして、confidence trick(取り込み詐欺)の説明は次のとおりです。
A confidence trick is an attempt to defraud a person or group after first gaining their trust.
Confidence trick-Wikipediaより引用
取り込み詐欺とは、最初に信頼を得た後で、人やグループを騙そうとする試みである。
サミュエル・L・ジャクソン主演の『コンフィデンスマン/ある詐欺師の男』という映画があります(だから「JP」が付いている?)。
やはりこちらも詐欺師の話で、騙し騙されのストーリーのようです。
いつか見てみます。
まとめ
本当におもしろい映画でした。
長澤まさみさん演じるダー子のキャラクターも良かったです。
共演者も豪華で見ごたえ抜群!
2019年5月17日公開
『コンフィデンスマンJP』シリーズ
2作目『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
3作目『コンフィデンスマンJP 英雄編』