アウトローのCIA捜査官とスリ師。
危機を救うのは必ずしも正統派だけではありません。
前代未聞のコンビがテロを防ぐために奮闘します。
ストーリー
パリ市街で爆弾テロが発生。
容疑者として浮上したのは、スリ師のマイケル(リチャード・マッデン)。
捜査を担当することになったCIA捜査官のブライアー(イドリス・エルバ)は、かつてイラクで命令を無視し、テロリスト6名を射殺したアウトロー。
ブライアーは強引な捜査でマイケルを確保するも、彼が無実であることを感じ取った。
そこでブライアーはマイケルの抜群のスリテクニックを買い、捜査への協力を持ちかける。
こうして誕生したCIAとスリによる前代未聞のコンビは、真犯人を探すためにパリの街を駆け回る。
ときに命を狙われながらも真実を探し求める最中、パリの街を制圧するという犯行声明が出される。
限られた時間の中でブライアーとマイケルがたどり着いた真相は?
意外な組み合わせ
はみ出しものの捜査官と犯罪者であるスリ。
そんな意外な組み合わせのコンビが大きな陰謀を阻止するために奔走するこちらの映画。
ストーリーがおもしろそうかなと思って見てみましたが、まずまずでした。
始めは仲違いするも少しずつお互いを信頼するようになり、事件解決へ協力する様。
適度なアクション。
そして意外性のある結末。
ポイントはそれなりに揃っていましたが、もうあと一歩パンチが足りなかったように思えました。
映画を選ぶポイント
見たい映画を探すときは大きく2つのパターンに分かれます。
1つ目は、有名な役者さんが出演する映画を見つけるパターン。
そういう映画は大規模な、いわゆるハリウッド映画的なものが多いので、大体はおもしろいものです。
2つ目は、ストーリーに興味を惹かれるパターン。
このタイプの場合はストーリーがおもしろそうで見ているので当たりが多くても良さそうですけど、わりと当たり外れが大きいです。
今回の映画は後者のパターンでしたが、可もなく不可もなく、でした。
ハリウッド映画とは
「ハリウッド映画的な」と上述しましたが、そもそもハリウッド映画とは何なのでしょう?
いわゆる誰もが知っているような有名な映画、という意味合いで使いましたが、あまりにも曖昧です。
…ということで調べてみました。
そもそもハリウッド映画ってなに?どんな定義があるの?-東京映画・俳優&放送芸術専門学校
当然といえば当然ですが、アメリカのハリウッド地区で作られた映画を言うそうです。
それよりも、ビッグシックスと呼ばれている映画制作会社を見たほうがピンときます。
見覚えのある会社名ばかりでした。
映画を見るときはストーリーと出演者ばかりに注目しますが、監督や制作会社なども気にしてみるとおもしろいかもと思うようになりました。
まとめ
アウトローな2人のそれぞれの特徴が互いを補完しあい、まさかの名コンビ誕生。
テロを防ぐのに、正統派のやり方だけではたどり着けないこともある。
それを2人が示しました。
2017年3月4日公開