25年をかけてのシリーズ3作目。
それだけ歳月が流れるとバッドボーイズの2人も歳を取り、また映画の撮影技術も大幅に進化します。
1作目と3作目を見比べてみるのも良いでしょう。
ストーリー
長らくコンビを組んできたマイアミ市警のバッドボーイズ、マイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)。
これまでと変わらず危険な現場に乗り込んでいくマイクとは対象的に、家族を想って危険と隣り合わせの仕事から引退を決意したマーカス。
そしてマイクは、ハイテクを使いこなす若手のエリート特殊部隊のメンバーたちを率いることになった。
そんな中、マイクが何者かに命を狙われ、凶弾に倒れてしまう。
奇跡的に一命を取り留めたマイクはマーカスの元を訪れ、この事件を最後としてバッドボーイズを再結成することにした。
捜査を進めていく中で大きな犠牲を払いながらも犯人にたどり着いたマイクとマーカス。
その犯人はマイクが過去に関わった事件と深く関係していた。
時の流れ
シリーズ3作目です。
この映画を最初に見て、それから1作目と2作目を振り返りました。
1つの映画として単独で見ても楽しめましたが、やはり1作目から見たほうがより楽しめたことでしょう。
1作目から数えると25年。
それだけの月日が流れるといろいろと変化があるものです。
マーティン・ローレンスは役柄的にもおじいちゃんになりましたし、体型がだいぶふくよかになりました。
この映画から見たので、今回のマーティン・ローレンスがデフォルトのイメージでした。
振り返って1作目を見ると、だいぶスリムだったんだなぁとしみじみ感じました。
一方でウィル・スミスはそんなに変わってなさそうでした。
最強の敵
この映画で登場する敵はシリーズ最強と言えます。
明らかに高い戦闘力を秘めたその道のプロとも言える敵で、マイクを含め次々とその凶弾の犠牲者が出てきてしまいます。
その最強の敵に対してバッドボーイズがどのように立ち向かうのか、そこが映画の見どころです。
監督と製作と
2作目までは監督マイケル・ベイ、製作ジェリー・ブラッカイマーの『バッドボーイズ』シリーズ。
どちらも有名な名前ですが、監督と製作の関係がよくわかりません。
何となく、映画においては監督が一番偉くて、製作は監督を手伝う役割と思っていました。
でも、そうではなかったようです。
一般に製作は、プロデューサーが最上位の権限を持ち、映画の企画、資金提供者選び、資金の流れやその配分の決定、脚本家選び、監督選び、俳優選び、配給先決定などの権限や責任を持っており権限の上でトップと見なされる。それに対し、映画監督はプロデューサーから監督として選ばれて、契約を結び、ある映像の制作に責任を持った人物である。映画製作の権限の観点からは、しばしば2番目と見なされている。
映画監督-Wikipedia より引用
逆でした。
製作が監督を選ぶのですね。
まとめ
1作目と2作目の間隔が8年。
さらに17年が経ってからの3作目。
それだけの時が流れて何故復活したのか、気になるところです。
2020年1月31日公開
『バッドボーイズ』シリーズ
1作目『バッドボーイズ』
2作目『バッドボーイズ2バッド』
4作目『バッドボーイズ RIDE OR DIE』