記憶喪失の男がなぜかとてつもなく強い。
その理由を知るため、男は自分探しの旅を始めた。
そうして見えてきたのは、国家をも揺るがしかねない秘密だった。
ストーリー
記憶を失って海に漂流していた男(マット・デイモン)が発見された。
皮膚の下に埋め込まれていたマイクロカプセルの情報を頼りに、その男は自分のことを知るための行動を始める。
たどり着いたスイスの銀行口座には大金と、ジェイソン・ボーンと記された米国のパスポートを含むさまざまな国のパスポート、そして拳銃が預けられていた。
なぜ自分がそんなものを持っているかわからなかったが、そこへ訪れたことで警察やCIAに追われるようになる。
何度もピンチを迎えるが、体が勝手に動いて追手を倒してしまう。
はたして自分は何者なのか、そしてなぜ追われているのか?
またトレッドストーンとは何か。
記憶を失ったまま、ボーンの苦悩が続く。
有名シリーズもの
『ミッション:インポッシブル』と並んでシリーズが続き、有名な映画である『ボーン・アイデンティティー』シリーズ。
似ているようであり、別もののストーリーであり。
それぞれの良さ、おもしろさがあります。
記憶喪失でも強い
映画の主人公であるジェイソン・ボーンは発見されたとき、記憶喪失で自分が何者かわかりませんでした。
しかしただ1つ、確かなことがわかってきます。
敵が襲ってきたときに軽く倒せるくらいには何らかの心得があること。
身体が覚えていて、銃もあっさり使えてしまいます。
その圧倒的な強さが見どころです。
まるで予知能力のように事前に危険を察知し、それに対処する鮮やかな手際は見ていてスッキリします。
ただ、なぜ自分にこんなことができるのかわからないだけに、ボーンにとっては不気味で仕方がないことでしょう。
時代を感じる…
日本で公開されたのは2003年。
2000年代とはいえ、すでに映像が古く感じます。
出てくるコンピュータを見て2000年前後はこんな感じだったのかと思うと、10年、20年でかなり進歩しているんだなと感じました。
トレッドストーン作戦
ジェイソン・ボーンにとって、そして『ボーン・アイデンティティー』シリーズにとって重要であるトレッドストーン作戦。
その内容は、CIAが巨額の資金を投じて人間兵器を作り上げる作戦でした。
ボーンはその作戦で作り上げられた人間兵器であったがゆえに、記憶喪失であってもあらゆることに対処できました。
しかしその過去が、徐々に記憶を取り戻す中でボーンを苦しめるのでした。
その過程が『ボーン・アイデンティティー』シリーズを通して描かれます。
ところで、『ボーン・アイデンティティー』シリーズと関係した『トレッドストーン』というドラマがあります。
トレッドストーン作戦をより詳しく知ることができそうで、シーズン1は見ました。
そしてシーズン2を楽しみにしていたのですが、、、打ち切りになったようです。
残念。。。
まとめ
ここからシリーズが続いていきますが、、、
トレッドストーン作戦の弊害が露わになってきます。
続きは見てのお楽しみ…
2003年1月25日公開
『ボーン・アイデンティティー』シリーズ
2作目『ボーン・スプレマシー』
3作目『ボーン・アルティメイタム』
4作目『ボーン・レガシー』
5作目『ジェイソン・ボーン』