再びジェイソン・ボーンが帰ってきました。
自身のため、そして新たな作戦を防ぐため。
最後の戦いに臨む。
ストーリー
ブラックブライアー作戦を白日の下に晒したあと、姿を消したボーン(マット・デイモン)。
そこへ元CIA局員のニッキー(ジュリア・スタイルズ)が現れた。
ニッキーはCIAにハッキングをかけ、ボーンにまつわる秘密を入手。
それを伝えるためにボーンとの接触をはかったのだ。
一方、情報を盗まれたことに気づいたCIAはボーンとニッキーを消すため、戦闘員のアセット(ヴァンサン・カッセル)を送り込む。
ボーンに恨みを抱いていたアセットはボーンたちを執拗に追いかけ、巻き込まれたニッキーは命を落としてしまう。
死の間際、ニッキーから情報を受け取ったボーンは事態の解明を目指す。
ボーンの愛国心を利用して再び引き戻すことを考えたCIAは局員のヘザー(アリシア・ヴィキャンデル)に役割を与える。
しかしその裏では、CIA長官による新しい計画「アイアンハンド」が展開されようとしていた。
新たな作戦
シリーズ5作目。
マット・デイモン演じるジェイソン・ボーンが主役として帰ってきました。
CIAの極秘計画を明らかにし、その過程で記憶はすべて戻ったと思われていたボーンが、今度は自身と父にまつわる秘密を追いかけます。
今回はまた新しい作戦が登場します。
IT企業と(裏で)手を組んだCIAが仕掛ける「アイアンハンド」とはいかなる作戦なのか。
抱きこむか、始末するか
トミー・リー・ジョーンズ演じるCIA長官は、ボーンの始末とCIAへの復帰という両極端な選択を模索します。
始末できなければ手元に置いておいたほうがましなわけです。
ボーンの始末を任されたのはまたもや強力な戦闘員。
この戦闘員、ボーンがCIAの秘密を暴露したことで素性がばれ、潜入先で拷問を受けた経験があります。
それゆえ、とにかくボーンを倒さなければ気がすまない。
その執念がボーンを追いつめます。
登場人物の整理(5作目)
シリーズも時間が経ち、登場人物はだいぶ変わっていますので、ここにまとめておきます。
ネタバレにつながりますのでご注意を…
ジェイソン・ボーン
主人公。記憶喪失から始まった自分を取り戻す旅がいよいよ終わる。
ニッキー・パーソンズ
1作目から登場し続けている、実は重要人物。しかし本作で命を落とすことに…
ロバート・デューイ
CIA長官でアイアンハンド作戦の考案者。ヘザーの提案により、なかなか始末できないボーンを抱きこむことも考えるが、結局…
ヘザー・リー
デューイの下で働く優秀なCIA局員。内容とまったく関係ありませんが、超美人です。
アセット
デューイが抱える戦闘員。ボーンに並々ならぬ恨みを抱く。
まとめ
ボーンにまつわる秘密は明らかにされ、CIAによる極秘作戦も次々と撃破。
ついにシリーズも終わりでしょうか。
ボーンの活躍をまた見てみたいですけどね。
2016年10月7日公開
『ボーン・アイデンティティー』シリーズ
1作目『ボーン・アイデンティティ-』
2作目『ボーン・スプレマシー』
3作目『ボーン・アルティメイタム』
4作目『ボーン・レガシー』