再び役者がそろった4作目。
新たなステージに入った感もあり、後の作品でよく見かけるようになる登場人物も出始めます。
だから復習は欠かせない作品です。
ストーリー
ドミニク(ヴィン・ディーゼル)は相変わらず強盗を生業にしていたが、いよいよ警察の手が伸びてきたのでファミリーを解散することにした。
一方で、ブライアン(ポール・ウォーカー)はFBIに戻り、麻薬密輸組織の捜査にあたっていた。
そんな中、ドミニクの恋人であったレティ(ミシェル・ロドリゲス)が殺されたという連絡が入った。
悲しみに暮れるドミニクは、レティを殺した犯人に復讐するために調査を始めた。
その過程でドミニクとブライアンは再会を果たしたが、レティはブライアンが担当していた麻薬密輸組織の捜査に協力していて、それが引き金となって殺されたことを知る。
ドミニクは複雑な思いを抱えながらも、麻薬密輸組織への復讐を考える。
再び役者がそろいました
シリーズ4作目です。
正直なところ前作の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』は微妙な仕上がりでした。
本作では再び役者が揃って「やっぱり『ワイルド・スピード』はこうでないと!」と思わせてくれます。
徐々に集まり始めたファミリー
このあたりから、シリーズも新たなステージに入った感があります。
1作目から登場しているドミニク、ブライアン、ミア、レティはもちろんのこと、今後シリーズで活躍するドミニクのチーム(ファミリー)が本作から少しずつ顔を出し始めます。
前作でも登場していたハンは序盤に登場。
このときにはすでにドミニクと行動していましたが、ファミリーの解散にともなって東京に向かうことが示唆されています。
そしてハンとともに重要になってくるジゼルもここで登場。
本作では立場が違いましたが、今後活躍します。
ところで、これまでもその片鱗をときどき見せていたミアのドライビングテクニックが最後に炸裂します。
ファミリーの一員として十分に戦力になるであろう力量を見せつけてくれます。
ただの妹ではありません。
美人でカッコいいとかずるいですね。。。
シリーズの時系列
『ワイルド・スピード』シリーズは公開順に時系列が並んでいない点に注意が必要です。
時系列は以下のとおり。
①『ワイルド・スピード』
②『ワイルド・スピードX2』
③『ワイルド・スピード MAX』
④『ワイルド・スピード MEGA MAX』
⑤『ワイルド・スピード EURO MISSION』
⑥『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』
⑦『ワイルド・スピード SKY MISSION』
⑧『ワイルド・スピード ICE BREAK』
⑨『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
⑩『ワイルド・スピード/ジェット・ブレイク』
⑪『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』
前作の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』が少し後のほうの話になっています。
また、以前の作品で出ていた人物が後になって再度出てくることがあります。
そのときに、以前の作品で共演していた人物とそうでない人物は誰か、思い出しておくことが望ましいです。
でないと少し混乱します。。。
まとめ
最新作まで見てから振り返ると、あの人もこの人も出ている、と気付ける作品です。
後のシリーズとも深いつながりがあります。
だんだん形を成していくファミリーに注目です。
2009年10月9日公開
『ワイルド・スピード』シリーズ
1作目『ワイルド・スピード』
2作目『ワイルド・スピードX2』
3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』
5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』
6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』
7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』
8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』
9作目『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
10作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』
11作目『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』