『ワイルド・スピード』シリーズのスピンオフ。
ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムが主役の映画です。
反目し合う2人が世界を救うために手を組む!
ストーリー
ロサンゼルスで娘と暮らす元FBI特別捜査官のルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、ロンドンで優雅な生活を送る元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)。
2人の元に、行方をくらませたMI6女性エージェントのハッティ(ヴァネッサ・カービー)を保護して欲しいという政府の協力要請が入る。
ハッティは全人類の半分を滅ぼす新型ウイルス兵器をテロ組織から奪還したが、肉体改造を施された超人的な戦士・ブリクストン(イドリス・エルバ)に急撃され、ウイルスと共に消息を絶った。
ホブスとショウは「こんな奴と誰が組むか!」と協力を拒否するが、ウイルスの回収を最優先するため、仕方なく手を組むことに…
世界の命運はこの2人に託された!
強力なスピンオフ作品
『ワイルド・スピード』シリーズのスピンオフ作品です。
スピンオフとは言っても出演者は主役級の2人、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサム。
世界を救うために、真逆の2人が手を組みます。
かつては敵対していたホブスとショウですが、共通の敵を前に一時的に協力していたのは前作でもそうでした。
かつての敵が味方として戦っていくストーリーはベタでありながらもハマってしまいます。
出演者は『ワイルド・スピード』シリーズに縁があっても、あくまでスピンオフなのでシリーズに入れるのは違うようです。
そこは明確に線を引いておかないといけないみたいです。
私はあまり気にしませんが…
強い女性の活躍
今回はショウの妹が登場しますが、彼女がまた強いこと。
さすがはショウ一家です。
アクションをバリバリこなす強い女性が出ているところもまた自分好みの映画たる所以です。
強い女性と言えば、ヘレン・ミレンも出演していました。
デッカードでさえ手の上で転がされる、ショウ一家を束ねるボスです。
ヘレン・ミレンは『RED』で見て以来、お気に入りの女優さんの1人です。
スピンオフ作品
スピンオフは、ドラマや映画などの脇役にスポットがあたり、主役として別に作られる作品というイメージです。
『ワイルド・スピード』の主役はヴィン・ディーゼル演じるドミニクとポール・ウォーカー演じるブライアンですが、この作品ではシリーズの脇役(といっても出演者的には主役みたいなものですが)のホブスとショウが主役となっています。
スピンオフは賛否が分かれることもありますが、各キャラクターのイメージが広がるので私は肯定派です。
スピンオフの有名どころは『踊る大捜査線』シリーズの『交渉人 真下正義』、『容疑者 室井慎次』などでしょうか。
私は『トリック』が好きだったので、『警部補 矢部謙三』も挙げておきましょう。
まとめ
決して脇役とは言えない2人が満を持しての登場で、とても濃厚な映画でした。
この強力な2人を相手にする、テクノロジーで強化されたブリクストンもお見事でした。
スピンオフとはいえ、またこの組み合わせを見てみたい!
2019年8月2日公開
『ワイルド・スピード』シリーズ
1作目『ワイルド・スピード』
2作目『ワイルド・スピードX2』
3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』
4作目『ワイルド・スピード MAX』
5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』
6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』
7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』
8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』
10作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』
11作目『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』