ホブスからの依頼で犯罪組織の壊滅に協力することにしたドミニク。
一番の理由はレティが生きている可能性が出てきたため。
凄腕の敵に対してドミニクは目的を果たせるか?
ストーリー
大仕事を終え、平和に暮らしていたドミニク(ヴィン・ディーゼル)やブライアン(ポール・ウォーカー)たち。
そこへFBI捜査官のホブス(ドウェイン・ジョンソン)がやってきた。
イギリスの元特殊隊員であるオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンズ)率いる犯罪組織を壊滅させるために協力を求めてきたのだ。
ドミニクは断ろうとしたが、ホブスから殺されたはずのレティ(ミシェル・ロドリゲス)が写っている写真を見せられる。
真実を確かめないわけにはいかないドミニクは捜査に協力することにした。
再びファミリーを集めてショウを追いかけるが、最新技術を駆使するショウをなかなか捉えることができない。
さらにその最中、レティが姿を現した。
一体彼女は誰なのか?
そしてショウの目的は?
似たもの同士の戦い
シリーズ6作目です。
ホブスの依頼により、ドミニクがファミリーとともに再び戦いに挑む本作品。
敵は凄腕の元特殊隊員・ショウをリーダーとしたチーム。
ドミニクファミリーとよく似た構成だからか戦い辛いようで、ドライビングに自信のあるドミニクやブライアンでさえ苦戦します。
事態をさらに複雑にしているのが、4作目で殺されたはずのレティの登場。
本人なのか別人なのか、どちらにしてもドミニクが最も戦いにくい相手です。
どんな相手でも車で勝負
どんどんド派手になっていく『ワイルド・スピード』シリーズ。
敵が強くなってくるのは当然として、相手にする乗り物も大掛かりになってきます。
特殊に作られた車に続いて戦車、そして最後は飛行機までも相手にするドミニクファミリー。
あくまで彼らの武器は(カッコいい)車のみ。
チームで戦えば不可能も可能としてしまいます。
しかし、極めつけはジェイソン・ステイサムの登場。
ただでさえ強力な出演者たちにどう絡んでくるのか。
否が応でも次作に期待が高まります。
タイトル
『ワイルド・スピード』シリーズの原題は『Fast & Furious』。
Fastは「速い」、そしてFuriousは「激しい」です。
とにかく速いことを表しているのでしょう。
車が主役の映画ならではのタイトルです。
日本で公開されるとき、洋画のタイトルは、原題そのままのものもあれば、日本語に訳したようなもの、そして別の英語に変わっているものなどがあります。
『ワイルド・スピード』は後者のタイプ。
日本風にアレンジすると和製英語ぽくなりますが、『ワイルド・スピード』というタイトルはアメリカでも評判が良いそうです。
原題は数字が増えていくだけなのでシリーズ何作目かはわかりやすいです。
でも「EURO MISSION」のように副題が付いているほうが内容をよく表していると言われているようです。
まとめ
再会、そして別れ。
この作品もいろいろと動きがありました。
しかし一番の驚きはジェイソン・ステイサムがファミリーの敵として現れたことです。
2013年7月6日公開
『ワイルド・スピード』シリーズ
1作目『ワイルド・スピード』
2作目『ワイルド・スピードX2』
3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』
4作目『ワイルド・スピード MAX』
5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』
7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』
8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』
9作目『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
10作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』
11作目『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』